CrevaCoinは韓国の仮想通貨市場をリードするはずだった?




CrevaCoinとは?

韓国は仮想通貨取引が盛んな国です。その中でも比較的早い時期に登場したのがCrevaCoinです。通貨単位は「CREVA」です。

CrevaCoinの3つの特徴
  • 韓国は世界で一番仮想通貨が好きな国
  • 韓国の仮想通貨の中でも、期待されていたCrevaCoin
  • しかし、現在はCrevaCoinの開発は停滞している模様

一体CrevaCoinとは何なのか?考察していきましょう。

韓国は、世界で一番仮想通貨が好きと言って過言ではない

様々な国で新たな経済を作るとして注目されている仮想通貨ですが、中でもアジアの人たちは非常に仮想通貨が好きなようです。

我々日本人は元より、Bitcoinの有力なマイナーの多くは中国人です。中国政府などは国民が盛んに仮想通貨を取引するあまりに規制することすら考えているような状況です。

中でも、韓国の人は更に輪をかけて仮想通貨取引が好きなようです。2018年の1月の段階で、仮想通貨取引に使われた法定通貨で一番多かったものは米ドルでしたが、二位は韓国ウォンでした

米ドルは世界中で基準通貨として使われているため、仮想通貨の取引に登場するのは当たり前と言えますが、アジアの一国の通貨に過ぎないウォンが二位につけるというのは驚きです。これほど、韓国の人たちは仮想通貨取引が好きなのだと言えるでしょう。

その証拠となるもう1つのエピソードが、ソウル市が独自の仮想通貨を開発しているというニュース。2018年のソウル市長であるパク・ウォンスンが、ソウル市内で使える「Sコイン」という通貨を開発していると発表しました。

そんな韓国でオリジナルの通貨として、早くも2015年7月に発行されたのがCrevaCoinです。

しかし、結論から言うとCrevaCoinは失敗したと言えます。

なぜCrevaCoinは失敗したのか?

CrevaCoinは、現在多くの草コインを扱っているYoBitでかろうじて取引されていますが、出来高はあまりありません。公式HPも2016年ごろからほとんど更新されていないようです。

韓国オリジナルの仮想通貨として、仮想通貨好きの韓国人に向けて発行されたのに、なぜCrevaCoinは失敗したのでしょう。

そのヒントは、現在は更新されていない公式HPにありました。そこには、「まず、韓国民に流通させることを目指す」。おそらく、このことがグローバルに流通すべき仮想通貨の理念に反してしまったのでしょう。ローカルだけの流通からどのように抜け出すかが、仮想通貨普及の課題だと言えます。

CrevaCoinの価格推移

CrevaCoin (CREVA) price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap

2015年に取引が開始されました。取引から数ヶ月後には価格が高騰しましたが、すぐに暴落しました。その後、2017年から2018年にかけて仮想通貨全体の盛り上がりに比例して多少の値上がりの瞬間はありましたが、すぐに価格変動もなく取引自体がほとんどない状態になりました。

ネット上にはほとんど情報がありません。唯一残っている公式サイトを確認すると、2016年9月末に謝罪文が掲載されてから更新がありません。

グローバル化に失敗したと言われているCrevaCoinですが、一方でローカライズさせることで成功を収めた仮想通貨もあります。下記はロシア圏にターゲットを絞って作られた仮想通貨です。このように、必ずしもグローバル展開をしなくてはならないというわけではないので、成功する方法はあったかもしれません。

SNSプラットフォームを持つGolos

2018.08.17
CrevaCoinの主な取引所