仮想通貨が一般に普及するまで3~5年かかると予想するBitPayのStephan Pair CEO




 

仮想通貨の決済サービスを提供する「BitPay」のStephan Pair CEOは、今後3年から5年で仮想通貨による取引が急速に進むと考えています。

「BitPay」のStephan Pair CEOによる仮想通貨予想

・仮想通貨の一般への普及まで3~5年
・現在の価格の原因は投資家
・決済サービスの普及で仮想通貨のニーズが高まる

仮想通貨の一般への普及まで3~5年

Pair氏によると、2017年末にビットコインの価格が2万ドルを超えた時は、仮想通貨による決済が一般に普及するまで10年はかかるだろうと考えていたとのことです。ところが、それから約1年後の2018年12月にはメディアの取材に対して、そんなに長い時間は必要としないだろうと語っています。一般に普及が進むまでの具体的な期間は3年から5年とのことです。というのも、Pair氏はこれまでのようにビットコインのような仮想通貨だけではなく、ドルやユーロなどの法定通貨の発行にもブロックチェーン技術が導入されると考えているからです。仮想通貨はブロックチェーン技術を用いた一つのアプリケーションに過ぎず、法定通貨の発行にも活用できるとしています。実際、世界中の企業や政府が現在ブロックチェーン技術の開発に携わっています。Pair氏の予想が前倒しになったのも、こうした現在の状況を鑑みてのことです。

現在の価格の原因は投資家

また、Pair氏はこれまで仮想通貨は投機的な側面ばかりが注目されてきたおかげで、実用性に対する正当な価値の評価が難しくなっているとも語りました。また、2018年以降の市場全体の停滞も、仮想通貨の将来的な価値を見越した投資家の存在が大きな原因であり、現時点の実用性が価格に及ぼしている影響はごくわずかだとも語っています。

決済サービスの普及で仮想通貨のニーズが高まる

現在は仮想通貨ETFが開始されると市場経済に大きな影響がもたらされるとの見方が強いですが、Pair氏はそれだけが仮想通貨の普及や価格を決定するものではないとしています。Pair氏の率いるBitPayもその影響を担っているとのことで、仮想通貨の決済サービスが普及すれば、その価格にも大きな影響が表れるとのことです。また、BitPayの現在の取引高は年間約10億ドルとのことですが、Pair氏は今後ETFや仮想通貨の決済サービスが普及することによって、その額が今の10倍から100倍にもなるほど仮想通貨のニーズが高まると見ています。