Tezos（XTZ）がGatecoinに上場

2018年7月2日に香港に拠点を置く仮想通貨取引所のゲートコインにTezos(テゾス)が上場しました。BTC(ビットコイン)とUSD(アメリカドル)、そしてUSD(ユーロ)と交換することができます。

Contents

1 Tezos(テゾス)とは何でしょう？
2 Tezos(テゾス)のトークンとは何でしょう？
3 Tezos(テゾス)をバックアップしているコア開発チーム
4 Tezos(テゾス)に関するもっと詳しい情報は？
5 Tezos(テゾス)、香港でミートアップを発表

Tezos(テゾス)とは何でしょう？

分散型台帳であるTezos(テゾス)は、運営管理を形作るのにブロックチェーン技術を用いており、真のデジタル共同体を設立することによって成り立っています。

Tezos(テゾス)は正式な証拠や技術(取引データを決定づける暗号の正確さを数学的に証明する技術)、そして強固な安全性あるスマートコントラクト(自動化された契約)を打ち立てました。

航空機や医療装置といったような誤差の少ない産業はこのブロックチェーンというユニークな技術から利益の大半を得ることでしょう。

Tezos(テゾス)チームは次のことを確信しています。ハードフォークは最も理想的な方法ではなく、時間外のプロトコル(コンピュータ同士が通信をする時の手順や規約など)をアップグレードする標準的な方法でもありません。

プロトコルは内蔵されたコンセンサスメカニズム(複数の人による意見の一致、合意)という仕組みを用いており、新しいイノベーション(技術革新)を展開させ、実行に移すことができます。そしてそれは繋がりを分裂させてしまうというリスクを負わないのです。

Tezos(テゾス)は意思決定の手順を出資者たちに委ねることを目的としており、彼らにプロトコルアップデートへの投票権を与え、プラットフォームを運営管理する権利も与えています。

Tezos(テゾス)の運営管理システムは出資者たちが効率的にプロトコルを治めることができるようにしており、それは管理運営のルールを導入したことによる形式化された過程があるからこそできるものです。

連続したつながりの運営管理ではプログラム開発者たちが自由にプロトコルアップグレードへの提案を申し出ることができるようになっており、一方、出資者たちはプラットフォーム上でプロトコルアップグレードを承認し、許可する権利を持つことができるようになるでしょう。

プログラム開発者たちは自分たちの提案が承認されれば報酬を得て、しだいに、Tezos(テゾス)コアの発展に貢献していることに高いモチベーションを持ち続けることでしょう。

Tezos(テゾス)のトークンとは何でしょう？

Tezos(XTZ)のトークンはTezos(テゾス)エコシステムから誕生した生粋のトークンで、出資者たちに管理運営を任せています。Tezos(テゾス)が仕組みを提案する中で、トークン保有者はプログラム開発者によるプロトコルアップグレードが承認されるべきかどうかを投票で決めることができます。

Tezos(テゾス)が取り入れたデレゲート・プルーフ・オブ・ステーク(DPoS)というコンセンサスメカニズムはプログラム開発者たちにネットワーク上でのトランザクション(取引データ)の承認に参加する機会を与え、あるいはプログラム開発者たちの代理人として他の人が承認する機会を与えてくれます。

他の暗号通貨(仮想通貨)と違って、Tezos(XTZ)トークンはマイニングを必要としないので、トークン保有者はプルーフ・オブ・ステーク(PoS)コンセンサスメカニズムに参加することで報酬を得ることができます。

Tezos(テゾス)をバックアップしているコア開発チーム

Breitman夫婦

・Arthur Breitman(共同創設者＆最高技術責任者)　

Arthurはエコール・ポリテクニークで物理学、数学、コンピュターサイエンスを専攻しました。卒業後、定量ファイナンスとして自分のキャリアを追求し、ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーで定量分析家としての地位を固めていきました。

・Kathleen Breitman(共同創設者＆最高技術責任者)

Tezos(テゾス)以前は、R３(分散台帳技術を開発する企業)で戦略的な役割を持つ先任者でした。Kathleen の初期にウォール・ストリート・ジャーナルやブリッジウォーター・アソシエイツ、そしてアクセンチュアで働いていた経歴があります。Kathleenはまた、コーネル大学の学士号も取得しています。