UFO Coinとは?
UFO Coinは2014年に公開された仮想通貨で、通貨単位は「UFO」です。
発行上限枚数は40億枚と非常に多く、取引手数料が安いことから、人気が徐々に高まりつつある通貨です。一部では「よくある草コイン」「ネタ目的のコイン」などといった評価もありますが、しっかりとしたロードマップが公式に提供されており、今後の価値上昇が見込まれています。
- 安全性が高い
- 高速の処理
- 簡単にマイニングできる
安全性が高い
UFO Coinのコンセプトはシンプルで、世界中のユーザーが様々な価値を安全に転送するための媒介となるということです。公式サイトにも、価値の安全な保存と転送のための分散型P2Pプロトコルをうたっています。
特徴的なのは、Salsa20/20やChacha20/20、Blake2sなど複数のハッシュアルゴリズムを統合した先進的なアルゴリズムの採用です。複数のアルゴリズムを統合して転送するため、暗号化は強力なものになります。仮想通貨につきものの「ハッキングやクラッキングが怖い」というイメージを払拭される措置でしょう。
高速の処理
UFO Coinでは認証ブロックアルゴリズムにNeoScryptを使っています。
ここでは1回のトランザクションごとに6件の取引や譲渡の認証が行われます。このブロックは90秒に1つ生成されることになっており、かなりの高速と言っていいでしょう。
簡単にマイニングできる
UFO Coinは知名度は高くありませんが、それだけマイニングのハードルも低いです。
ASIC耐性設計が組み込まれているため、個人のデスクトップで使われる程度の性能の端末でマイニングが可能です。多くの人に開かれた通貨を目指しており、マシンの性能に制限されずに多くのユーザーがネットワークに参加できるように設計されています。
ASIC耐性が無い事により個人の持つ汎用性コンピューターではマイニングができなくなってしまい、初期投資を行える一部のASIC利用マイナーのみが現在マイニングをしております。これがマイニングの中央集権化を生み出す一つの原因になりました。
ASIC耐性とは – とってもやさしいビットコイン
UFO Coinの将来性
UFO Coinは、公開当初はユニークな名称や特徴的なロゴから、ネタコインといった扱いを受けていましたが、公式で発表されたホワイトペーパーによって、本格的なコミュニティ型・分散型・非中央集権型の仮想通貨であることが明らかになり、多くの仮想通貨ユーザーから注目を集めるようになっています。
公開直後はネタ扱いされながらも価格を上げて、その後大きく下落していますが、2017年になって価格は再び上昇傾向に入っています。今後の動向に注目したい仮想通貨のひとつと言えるでしょう。
UFO Coinはネタコインの汚名を払拭出来るか
Uniform Fiscal Object (UFO) price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap
取引開始は2014年です。取引開始後は大きな値動きもなく、数年その状態が続いていました。しかし、2017年頃から、仮想通貨全体の盛り上がりと共に徐々に値上がりが続き、2018年には最高値を記録しました。現在は落ち着いた値動きに戻りましたが、2017年の値上がりし始めの価格ほどで推移が続いています。
<pホワイトペーパーの公開で注目を集めているUFO Coin。ネタコインの汚名を払拭出来るか、今後の動向に注目です。