Capricoinとは?
Capricoinは2015年7月に公開された仮想通貨で、通貨単位は「CPC」を使います。
Webデプロップメントと仮想通貨の新規プロジェクトのTop Sitesが共同開発した仮想通貨で、日常の買い物で活用されることに特化した通貨です。
仮想通貨では、ビットコインが日本でもリアル店舗での使用が開始されていますが、Capricoinは買い物専用のアプリを用意するなど、商品やサービスの決済をスピーディにする試みを実施しています。
- 買い物専用アプリ
- キャッシュバック機能
- 取引手数料が無料
買い物専用アプリ
Capricoinは、日常生活での買い物の決済に利用されることに特化した仮想通貨で、専用アプリのCapriPayを使って購入も販売もできるように設計されています。
アプリはアンドロイドにもiOSデバイスにもインストール可能で、多くのシーンで利用できます。カプリペイは会員登録しておくと、買い物だけでなく販売者として利用することもできます。
キャッシュバック機能
カプリペイには、購入者にキャッシュバックされる機能が付帯しています。
キャッシュバックは最大25%までで、購入者のウォレットにCPCで支払いが実行されます。このキャッシュバックは買い物をしてすぐに実行されるので、利便性が高いと言えます。
キャッシュバック率は販売者が決定できるようになっており、カプリペイを使った買い物をする人を顧客として囲い込むことも可能です。
取引手数料が無料
カプリペイの強みは、手数料が無料である点です。
クレジットカードは、加盟店が加盟店料を信販会社に支払う必要があり、負担となることがありますが、Capricoinを導入するとそういった負担がなくなるため、より一層キャッシュバックを高めに設定できます。
Capricoinの将来性
あらゆる仮想通貨がそうですが、Capricoinは日常での利用をメインの目的としているため、需要がどの程度伸びるのかにかかっています。
Capricoinは2015年7月に公開されて以来、市場の期待値が高く、価格は上昇を続けまいたが、いったん価格は下げています。今後の利用の拡大によって価格が決まっていくでしょう。
企業の資金調達や大規模コミュニティの形成などのビッグビジネスではなく、あくまで個人が買い物をすることに特化している通貨ですので、今後どの程度のサービスで導入されるか注目したいところです。
Capricoinの価値自体は上がっている?
Capricoin (CPC) price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap
取引開始は2015年です。直後は大きな変動はありませんでしたが、2016年頃に一時高騰し、その後ゆるやかに下降していきました。2017年に入ると、徐々に上昇していき、2018年初頭には最高値をつけました。その後、価格は下がらずに最高値に迫る勢いで現在も上昇傾向です。
仮想通貨は、取引開始後と2017年〜2018年初頭にかけて仮想通貨全体が上昇傾向にありますが、その後一気に下降傾向に一転する仮想通貨が多数存在します。そのような仮想通貨が多い中、2018年初頭以降も順調に値上げを続けているのは珍しく、Capricoinの価値自体が上がってきていることが伺えます。
ショッピング利用を目指した仮想通貨はたくさんあり、競争が激しい分野といっても過言ではありません。今後、その分野での仮想通貨で差別化をし、頭角を現すことが出来るかどうかが焦点です。