取引手数料無料の仮想通貨取引アプリ「BISON」を開発するシステム開発会社「Sowa Labs」

 

Sowa Labsは、ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州シュトゥットガルトに本社を置くフィンテック分野のスタートアップ企業です。2013年に設立されました。金融アセットや仮想通貨の取引におけるデータ分析とシステム開発を専門としています。

Sowa Labsについて

・かつてないほど簡単な取引が可能な仮想通貨取引アプリを開発
・Börse Stuttgartの孫会社
・取引手数料無料の仮想通貨取引アプリ

かつてないほど簡単な取引が可能な仮想通貨取引アプリを開発

Sowa Labsは、シンプルかつスマートで信頼性の高い取引を可能にすることを目標に、仮想通貨や金融マーケットのリアルタイムデータ分析とトレーディングアプリの開発を行っている会社です。将来のトレーダーを意識した独自の人工知能を開発し、従来のオンラインショッピングよりも簡単な仮想通貨取引サービスの提供を目指しています。2017年に、Boerse Stuttgart Digital Venturesの子会社となり、2019年1月、仮想通貨取引アプリ「BISON」をリリースしました。

Börse Stuttgartの孫会社

Sowa Labsの親会社であるBoerse Stuttgart Digital Venturesは、ドイツで2番目の規模を誇る証券取引所「Börse Stuttgart」の子会社です。Sowa Labsの開発した「BISON」もBörse Stuttgartの支援を受けて開発されました。

取引手数料無料の仮想通貨取引アプリ

BISONは、口座やウォレットを必要としない仮想通貨取引アプリで、銀行口座の登録だけで18歳以上のドイツ人なら誰もが利用できます。最も訴求性が高いのが取引手数料が無料というところで、BISONでは、手数料の代わりに仮想通貨の売買価格差をマージンとして利益を得るという仕組みです。BISONでの実際の取引は、関連会社のEUWAX AGが行い、仮想通貨のカストディは別の関連会社であるBlocknox GmbHが処理します。また、支払い処理や顧客の現金預金カストディについてはsolarisBankが外部パートナーとして機能する仕組みで、これによりユーザーの預金が国の法定保証を受けられるようになっています。ドイツ国内のみでのスタートですが、2019年中にヨーロッパ市場に進出する予定とのことです。BISONは、2018年2月からスタートしているアメリカ発の仮想通貨取引アプリ「ロビンフッド・クリプト(Robinhood )」の直接のライバルになるでしょう。