テゾス財団は、新たに2人の役員を任命しました。今回は、テゾス財団の新役員についてご紹介します。
新役員は金融業界に詳しい経済学者と起業家
2019年1月、テゾス財団は理事会のリーダーシップを強化するため、新たに2人の役員を迎えると発表しました。
新たに任命されたのは、経済倫理学の助教授Eelco Fiole氏と、ビットコイン関連アプリEarn.comの共同創設者Lily Liu女史です。
なお、金融商品やフィンテックに詳しい弁護士のUlrich Sauter氏も、テゾス財団の顧問弁護士に任命されました。
金融業界・法律業界で、20年以上の業務経験を持っ。
Eelco Fiole氏は金融業界25年のベテラン
ローザンヌ大学で経済倫理学の助教授を務めるEelco Fiole氏は、金融業界で25年以上の業務経験を持つベテランです。
仮想通貨などの新しい資産に投資する「オルタナティブ投資」に詳しく、投資とリスク管理を行うAlpha Governance Partnersの共同創設者でもあります。
Eelco Fiole氏は、テゾス財団の「統治システム」「業務の多様化」などを発展させると期待されています。
なお、公認仲裁人協会が認定する「国際仲裁人(ACIArb)」の資格も取得しているので、たびたび紛争が起こるテゾス財団の平和の構築にも寄与してくれることでしょう。
Lily Liu女史は新進気鋭の起業家
Lily Liu女史はブロックチェーン技術に造詣が深く、ビットコインとメッセージアプリを融合させたアプリEarn.comの共同創設者です。
Earn.comは質問への返信などでビットコインをもらえる仕組みになっており、去年(2018年)Coinbaseに100億円以上で買収されました。
Lily Liu女史は、戦略的に各業界と業務提携を進められるよう、アドバイスすると期待されています。
まとめ
テゾス財団は、昨年メインネットワークの立ち上げに成功しており、世界中の投資家から注目を集めています。
今回、新たに金融業界での経験豊富な役員・弁護士を迎えたことで、テゾス財団は今後さらに発展しそうですね。