Bitcoin Cashの開発者の一人であるエンジニアのGabriel Cardona氏

Gabriel Cardona氏は、ビットコインキャッシュ(BCH)の開発者の一人です。また、BCHの開発ツールキット「BITBOX」を開発したエンジニアでもあります。現在、.comで「Sr. Engineer」のポジションを務めており、サンフランシスコをベースにも日本にも頻繁に訪れるBCH関連の重要人物です。

Gabriel Cardona氏の開発したBCHについて

・ビットコインキャッシュ(BCH)の開発者の一人
・BITBOXというツールキットの開発
・Bitcoin.comに在籍中

ビットコインキャッシュ(BCH)の開発者の一人

ビットコインキャッシュ(BCH)は、2017年8月にビットコイン(BTC)から分裂して生まれました。基本的にはBTCの機能と同じですが、技術的な仕様が異なります。BTCはソースコードが公開されているので、知識と技術があれば誰でもそのレプリカのようなものは作成可能です。BTCは2008年の「サトシ・ナカモト」という人物の論文がもとになって開発された仮想通貨ですが、2017年に誕生したBCHはそれとは異なる開発者が携わっています。Gabriel Cardona氏もそんなBCHの開発者の一人であり、従来のBTCをより良くすることを目的に開発が行われました。BCHはBTCよりもセキュリティが強化されており、決済スピードも上です。Gabriel Cardona氏始めBCHの開発者は、BCHこそがサトシ・ナカモトの目指すところを受け継いだ正統な後継であると主張しています。

BITBOXというツールキットの開発

Gabriel Cardona氏は、BCHの開発だけでなく、BITBOX というBCHの開発ツールキットも開発しています。ウェブの知識がある人なら、このツールを使うことで驚くほど簡単にアプリ開発が可能です。BCH専用ウォレットの「Yenom」の開発者である宇佐美俊氏も、Cardona氏の作ったBITBOXを称賛しています。

Bitcoin.comに在籍中

また、Cardona氏は、「ビットコインの神」と呼ばれるRoger Ver氏がCEOを務める「Bitcoin.com」にも携わっており、同社で「Sr. Bitcoin Cash Engineer」としてBCH関連の開発を行っています。また、Yenom社の開催するハッカソンに審査員として参加するために来日するなど、日本の仮想通貨関連の開発状況にも熱い視線を送っている模様です。