11月8日、ニューヨーク市のナスダック(Nasdaq)で開かれた「クリプト・サミット(Crypto Summit)」にて、キングスランド大学はテゾス(Tezos)と提携したと発表しました。
ブロックチェーン養成校の名門キングスランド大学
テゾスと提携したキングスランド大学は、2009年から現在まで約25万人の学生にブロックチェーン技術を教え続けてきました。
キングスランド大学は、「世界で初めてブロックチェーン訓練プログラムで米国認可を受けた教育機関」です。
キングスランド大学のカリキュラムは、アメリカのみならず「オーストラリア」「シンガポール」「韓国」など、世界各国で学習されています。
発展途上国に住む恵まれない人々でもブロックチェーン技術を学べるよう、地域に応じた授業料を設定している。
ブロックチェーン技術を学びたい人と、プログラマーが必要な企業の橋渡し役も務めている。
公式サイト:https://www.kingslanduniversity.com/
ブロックチェーン技術は世界中で普及しつつある
キングスランド大学の共同創設者ジェイソン・キング(Jason King)氏は、「ブロックチェーン技術は、世界中で急速に普及している。最終的にはさまざまな分野の変革につながると思うが、今はいくつかの問題に直面している」と述べています。
その問題の一つが、ブロックチェーンプログラマーの人材不足です。
キング氏は、「資金集めに成功したブロックチェーン関連のプロジェクトも、プログラマー不足から失敗・停滞するものが多くある」と指摘しています。
2010年からブロックチェーン業界に参入している。
テゾスは1000人のプログラマーを養成希望
テゾスは、キングスランド大学に「1000人のプログラマーを養成してほしい」、と依頼しています。そのために、奨学金を出しています。
キングスランド大学のカリキュラムは世界各国で学習されているので、世界中から優秀な人材を集められると期待されています。
なお、オンラインニュースサイト「hodler」によると、テゾスとキングスランド大学は来年、世界各国で共同イベントを開催する予定です。
まとめ
キングスランド大学は、10年もブロックチェーンを教え続けています。
しかも世界各国で教えているので、世界各国からテゾスで働く人材を募ることができます。
世界各国の優秀な人材をプログラマーとしてテゾスに迎えることで、テゾスのシステムが一層改良されそうですね。
参照:https://www.techbullion.com/interview-with-jason-king-co-founder-of-kingsland-school-of-blockchain-on-the-blockchain-education-partnership-with-tezos/