リップルネットに加わったカナダの金融サービス会社「Olympia Trust Company」




カナダに本拠を置く金融サービス会社「Olympia Trust Company」が、2019年1月、リップル社のリップルネットに加入したことが明らかになりました。 Olympia Trust Companyでは、リップル社の分散型台帳技術によって決済サービスを強化していく予定です。

Olympia Trust Companyについて

・カナダの信託銀行
・リップル社の決済システムを導入
・即時国際送金サービスが可能に

カナダの信託銀行

Olympia Trust Company は1996年、カナダのアルバータに設立された信託会社です。トロント証券取引所上場のOlympia Financial Groupの一員で、アルバータ、ブリティッシュコロンビア、サスカチュワン、マニトバ、ケベックを始め、カナダの広い地域において営業ライセンスを受けています。2019年1月、リップル社のリップルネットに参加したことを表明しました。今後はリップル社の分散型台帳技術やAPIを用いて即時決済サービスを行います。

リップル社の決済システムを導入

今回、リップルネットには、Olympia Trust Companyとともに計13社が加入しました。これにより、現在リップルネットに加入している企業は200以上になっています。今回、加わった企業のうち、リップル社の仮想通貨であるXRPを活用した「xRapid」という決済システムを導入した企業に注目が集まっていますが、Olympia Trust Companyは、直接仮想通貨の技術を用いるのではなく、「xCurrent」というリップル社の別の決済システムを導入しました。

即時国際送金サービスが可能に

xRapidは、通貨をXRPに変換してから送金し、受取先の通貨にさらに変換して送金されるシステムですが、xCurrentは仮想通貨を利用せずにリアルタイムな国際送金を可能にするシステムです。Olympia Trust CompanyがxCurrentを用いることで、他の金融機関とのリアルタイムのメッセージングが可能になります。そのため、取引前の口座情報や決済内容の確認が容易になり、着金までの時間も大幅に短縮されます。これまで広く普及してきた国際送金システムの規格である「SWIFT」の場合、リアルタイムのメッセージングができなかったため、決済に時間がかかり手数料も高額になるというデメリットがありました。そのデメリットを克服したxCurrentを導入したことによって、Olympia Trust Companyはカナダだけでなく、グローバルにサービスを拡大していくことになるでしょう。