Robin Hoodが仮想通貨取引への参入とともに、IPOの準備を進めていることを発表




この記事のポイント

1. Robin Hoodとは
2. IPOの準備が進んでいる
3. CFOの雇用も検討中

Robin Hoodとは

Robin Hoodは、株式や仮想通貨などの取引ができるアプリを提供している企業です。このアプリは、株取引が無料で行えるということで爆発的な人気となり、そのユーザーは400万人を超えています。

もともと株取引などを中心に扱っていたRobin Hoodが、仮想通貨の取引を開始したのが2018年の2月。仮想通貨取引の手数料ももちろん無料ですし、株式や投信と同じアプリで仮想通貨の取引ができるという利便性の高さはメリットだといえるでしょう。現在、他社における仮想通貨取引所の手数料は高いという実感を持たれていることが多いこともあり、手数料無料で取引できるRobin Hood の優位性は注目に値します。これによって今後、仮想通貨取引手数料の相場が下がることも期待できるでしょう。

Robin Hoodの仮想通貨参入はスムーズに進められており、それは顧客のニーズに合致していたことも要因となっています。Robin Hoodはもともと若い人に人気の高いアプリであり、初めての株取引がRobin Hoodだった、という人も少なくありません。そのため、新しい仮想通貨という取引にも抵抗なくチャレンジできるということもあるでしょう。また、すでに株などを取引している人にとって、慣れているプラットフォームで仮想通貨取引が始められるというのも魅力です。

IPOの準備が進んでいる

IPOとは、証券取引所に上場して、それまで創業者一族などが所有していた株を投資家に売り、誰でも取引可能にすることです。日本語では新規公開株や、新規上場株式などと呼ばれます。

Robin Hoodは現在このIPOの準備を進めており、上場すれば株価が上がることが期待できることから、IPO投資を希望する人からも高い関心を集めています。実際、Robin Hood社の市場価値は、この1年半の間に4倍近く高まっており、株式公開が注目されるのも当然でしょう。Robin Hood社としても、IPOによって大きな資金を得ることが予想されており、TD Ameritradeなど大手の証券会社からの投資を受けて、資本の充実が進んでいます。世界最大の仮想通貨プラットフォームを作るという目標の実現は、かなり現実的なところにきているのです。

CFOの雇用も検討中

Robin Hood社のCEOであるBaiju Bhatt氏によると、IPO準備と並行してCFOを社外から迎えることを検討しています。CFOとは最高財務責任者のことで、現在は米証券取引委員会と金融取引規制機構による監査を受けているとのことです。このCFO募集はIPOに向けた取り組みのひとつであり、財務部門の強化は外せない重要事項になります。