後継通貨の登場により存在感が薄れてきたNxt




この記事のポイント

・ビットコイン2.0プロジェクトで誕生
・価格が低調気味
・流動性を増加させることが今後の生き残りの鍵

1. ビットコイン2.0プロジェクトで誕生

Nxtとは2014年に公開された仮想通貨で、通貨単位はNXTです。

ビットコイン2.0のプロジェクトで最初に誕生した仮想通貨で、公開当初はとても人気がありました。

承認システムは仮想通貨の保有量で承認されるPoS(Proof of Stake)で、多くの仮想通貨がコンピューターの計算能力(仕事量)で承認されるシステムであるPoW(Proof of Work)を採用しているので、この点でも他の仮想通貨と違っています。

PoSを採用しているNxtは保有量で勝敗が決まるので、資産に余裕がある人ほど有利になる傾向にあり51%攻撃の対象になりそうですが、Nxtは720以前のブロックの再構成は出来ない仕組みになっているので、不安に思う必要はありません

2. 価格が低調気味

一般的に取引の承認作業をマイニングと呼びますが、Nxtでは鋳造(フォージング)と呼びます。

発行上限である10億NXTに達しているので、報酬は取引手数料となるのが特徴と言えます。

Nxt公開当初はビットコインの後継仮想通貨として人気を博し、価格が高騰しました。

エイリアス機能やマーケットプレイスの機能も携えているので、このままNxtの勢いは続くかと思われていましたが、2016年にNxtの後継仮想通貨であるArdor(アーダー)が登場したため、Nxrの価格は下降してしまいました。

2017年に入って、新しい仮想通貨がどんどん登場したことによる仮想通貨市場の拡大のおかげで、Nxtの価格は再び上昇しましたが、やはり後継仮想通貨が出てきたことで存在感が薄れてしまい、他に上げ材料がないこともあって、Nxtの価格は低調に推移しています。

3. Nxtの今後の生き残りの鍵とは

Nxt (NXT) price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap

NxtはPoSの承認システムを採用しており、これはNxtの保有量が多い人ほど有利とご紹介しましたが、このことから、多くのNxtを保有している人ほど、通貨を手放さなくなり、通貨の流動性が失われてしまうという欠点があります。

また後継仮想通貨であるArdorの方がNxtの機能を以上にスケーラビリティの問題も解決しているので、今後はNxtに光が当たる可能性は低そうです。

流動性が低いとか、後継仮想通貨であるArdorの方が使いやすいという理由から、投資家からはあまり興味を持たれなくなってきているので、Nxtの将来性はあまりないと考えた方が良いでしょう。