仮想通貨業界に参入する世界最大規模の金融サービス会社Northern Trust




 

世界最大規模の金融サービス会社であるNorthern Trustが、2018年8月、仮想通貨関連サービスの提供と、自社業務へのブロックチェーン技術の導入を計画していることがForbes紙によって報じられました。

Northern Trustについて

・世界最古の巨大金融グループ
・仮想通貨業界に参入
・今後必須となりそうな金融分野におけるブロックチェーン技術

世界最古の巨大金融グループ

Northern Trustは、アメリカ・シカゴに本社を置く1889年に設立された世界最古の金融グループの一つです。130年もの長きに渡って築き上げた信頼により、世界中の機関投資家や個人投資家など富裕層の人たちから利用されています。資産総額は1000兆円にも上り、世界の84の地域に拠点を構える世界有数の金融グループです。また、全米の総収入番付として知られる「Fortune500」にもランキングされています(2019年486位)。

仮想通貨業界に参入

そんなNorthern Trustが、仮想通貨のヘッジファンドにサービスを提供し、さらに自社業務にブロックチェーン技術の統合を計画していることがForbes紙によって報じられました。また、Northern Trustの広報によると、以前から主流ヘッジファンド3社と連携しており、ポートフォリオに仮想通貨投資を追加していました。1000兆円にも上る資産を管理するNorthern Trustは、現段階では直接仮想通貨のカストディサービスを行わず、仮想通貨投資商品に関心の高い機関投資家やヘッジファンドに対しての投資価値の割当やマネーロンダリング防止のアドバイス、第三者の仮想通貨カストディサービスの認証の代行など、資産管理サービスに注力しています。

今後必須となりそうな金融分野におけるブロックチェーン技術

Northern Trustの今回の仮想通貨市場参入の報道でも明らかなように、もはや巨大な金融グループも仮想通貨業界を無視できなくなっています。Forbesのインタビューで、Northern Trustの社長は、アメリカ政府も最終的にはドルを仮想通貨のようにトークン化して取引することを信じていると語っていますが、今後、金融分野においてブロックチェーン技術はなくてはならないものになりそうです。ブロックチェーン技術の採用と仮想通貨の価値は直結しませんが、仮想通貨が一般に浸透しやすくなっているのは事実と言えるでしょう。