東南アジア最大規模のフィリピンの仮想通貨取引所「Coins」




 

「Coins」はフィリピンの仮想通貨取引所で、東南アジアの仮想通貨市場に積極的に進出しています。2018年だけでユーザー数が3倍超にも増え、現在、フィリピンの500万人以上が利用している仮想通貨のモバイル決済プラットフォームです。

Coinsについて

・フィリピンの銀行口座を持たない人たちのための仮想通貨取引所
・送金事業者と提携して実店舗で仮想通貨のやり取りが可能に
・フィリピン国外へも積極的に進出中

フィリピンの銀行口座を持たない人たちのための仮想通貨取引所

Coinsは2014年に、フィリピンの銀行口座を持たない人たちをサポートする目的で設立されました。フィリピンには若い世代が多く、発展が目覚ましい国として諸外国から注目されていますが、一方で貧富の差が激しく、大都市部以外では多くの人が日本円にして2~3万円の月給で働いています。そのため国内の仕事のみでは生活できない人も多く、人口の約10%が海外に出稼ぎに出ている状況です。また、フィリピンでは銀行口座を持たない人が多く、あるデータによると口座保有率は35%程度とされています。そのため、海外で稼いでもそれを家族の元に送金することさえ難しく、送金できるとしても毎回高い手数料を支払わなければなりません。こうした人たちを支援するために誕生したCoinsでは、モバイルウォレットを提供し、ユーザーが銀行口座なしで自由に送金や引き出しができる環境を提供しています。

送金事業者と提携して実店舗で仮想通貨のやり取りが可能に

フィリピンの銀行口座を持たない人たちは、全国に支店を展開するPalawan PawnshopsやML LHUILLIERといったローカルの送金事業者を利用している状況です。Coinsはこうした事業者と協力し、実店舗でも仮想通貨をモバイルウォレットに入金・出金できるようにしています(仮想通貨からペソへの変換も可能)。最近もPalawan Pawnshopsとパートナーシップを結んだことが報じられましたが、今ではフィリピン国内の約2500の店舗で仮想通貨を扱えるようになっています。このように、一般の人たちにも利便性を拡大して、Coinsは規模を拡大してきました。2018年6月には、ユーザー数が500万人に達したことが伝えられています。

フィリピン国外へも積極的に進出中

Coinsは、フィリピン以外の東南アジア諸国にも積極的に事業を展開しています。特にタイやマレーシアなどまだ仮想通貨取引所の少ない地域では、貴重なインフラとして多くの人たちがCoinsに期待を寄せている状況です。