ブロックチェーン技術で個人データを安全に記録するプラットフォームで注目を集めるFactom Inc.




 

Inc.とは、2014年にアメリカ・テキサス州で設立されたブロックチェーン技術の新興企業です。企業のデータソリューションのために、ブロックチェーン技術を用いたデータネットワーク関連の製品を提供しています。なかでも有名なのが、同社の運営する仮想通貨「Factoid」を運用するプラットフォーム「Factom」です。2016年には、ビットコインの奨励家で世界的投資家であるTim Draper氏からも出資を受けました。

Factom Inc.について

・世界で注目を集める「Factom」の開発運営企業
・多くの個人データが安全に管理できるFactom
・最も勢いのある存在

世界で注目を集める「Factom」の開発運営企業

日本での知名度は低いですが、Factom Inc.の提供する「Factom」という仮想通貨プラットフォームは世界中で注目を集めています。保険証書、証書、貸付記録、登記簿などの個人データをブロックチェーン技術を用いて安全に管理するために開発されたもので、低コストで安全な分散管理が可能として、今では世界の投資家が高い関心を寄せています。2019年には、アメリカ政府のコントラクター「SPA」と連携して、国防総省など各省庁向けに、同社の持つブロックチェーン技術の利用サービスを提供することが発表されました。

多くの個人データが安全に管理できるFactom

ブロックチェーン上に取引データだけを記録する仮想通貨に対して、Factomは、それ以外の個人データが記録できるのが大きな特徴です。データはブロックチェーン上に直接記録されるのではなく、Factomのデータサーバーでの暗号化を経てから記録される仕組みのため、安全性が従来より高いことで注目されています。また、非中央集権的なシステムが売りの仮想通貨に対して、FactomではFactom.Incが管理者として運営しているのがこれまでと違った特徴です。Factom.Incが一貫してプロジェクトを先導する点が、多くの人に期待されています。

最も勢いのある存在

Factomには大きな期待が寄せられています。膨大な電子記録を安全に一括管理できるということで、アメリカ政府を始め、さまざまな企業や団体と連携した大規模なプロジェクトが進行中です。管理者がいる中央集権的なシステムである点が従来の仮想通貨と異なりますが、そこが支持されている理由でもあります。日本にも「ファクトム・ジャパン」があるなど、徐々に国内でも展開が始まっており、今後のブロックチェーン分野において最も勢いが期待できる存在でしょう。