IT業界をけん引するインテル社がビットコインマイニング技術の特許を出願




 

この記事のポイント

■アメリカ大手IT企業のインテル社が特許を出願
■新特許では高エネルギー効率を実現
■特許内容はアメリカ特許商標庁(USPTO)によって公開

ビットコインのマイニングには膨大な電力を消費

ビットコインはたくさんある仮想通貨の中でも時価総額が最も高く、安定しているという点から、多くの投資家から信頼されています。仮想通貨に投資するならまずはビットコインからという投資家は多いのではないでしょうか。そのビットコインは、現在では仮想通貨取引所で売買取引をすれば手に入れることができますし、取引によって利益を出すことも可能です。

しかしこのビットコインを始め、仮想通貨をマイニングで手に入れることは、多大な時間と手間、そして電力を消費してしまいます。ビットコインをマイニングで手に入れたいという人はたくさんいますが、かかる電力消費量や手間、そして時間を考えると、決して効率的とは言えないのが現状です。

インテルの特許で電力を最大15%削減

そんなビットコインのマイニングにかかるイライラを少し解消してくれるのが、2018年11月にアメリカ特許商標庁(USPTO)によって公開されたインテル社の特許です。この特許は、最適化されたデータパスを用いることによってSHA-256ハッシュの実装を行うためのハードウェアアクセラレータというもので、この方法でビットコインのマイニングを行うと、なんと消費する電力を最大で15%削減できることになります。

インテル社では、実はすでに、ビットコインのマイニングにおいて電力消費を軽減する方法ということで特許の出願を行っていました。今回の都特許出願は2回目となるため、区別をつけるために「新特許出願」と呼ばれることは多いようです。

ブロックチェーン分野にも進出するインテル

インテル社は、ブロックチェーン技術の研究開発にも取り組んでいますし、仮想通貨の分野にも積極的に進出しています。そのため、この特許出願はその研究過程における一つの成果物だったということになるのでしょう。インテル以外にも、ブロックチェーン技術や仮想通貨をリアルな社会のシステムと融合させるシステムの開発は、世界中のあちこちで進められています。そしてその中には、すでに一般市民の生活を画期的に便利で効率的にしているシステムもたくさんあります。インテル社が今後これまでのノウハウとブロックチェーン技術や仮想通貨を融合させてどんなシステムやプラットフォームを構築するのか、期待したいものです。