PoliPoli(ポリポリ)なら、ブロックチェーンを使って政治に意見できる

この記事のポイント

■19歳起業家によって開発されたプロジェクト
■NEM財団が正式に支援を行うブロックチェーン採用技術
■独自のトークンを発行してコミュニティを作る

19歳起業家が一念発起して開発したPoliPoli

19歳起業家がブロックチェーン技術を駆使して開発したプロジェクトPoliPoli(ポリポリ)は、政治家に対して有権者が何か良いことを言うと、ポリンというトークンを受け取ることができるという政治サービスプロジェクトです。このプロジェクトが開発された背景には、日本の投票率の低さがあります。その中でも若者の投票率は極めて低いのですが、その原因は、若者が政治に対して興味を持っていなかったり、自分の意見なんて誰も聞いてくれないと思っていたりする実態があるからでしょう。そんな中、若者が政治に持つことが日本の未来を変えるという起業家によって開発されたプロジェクトが、PoliPoliなのです。

PoliPoliの仕組み

PoliPoliの仕組みはとても簡単です。市民が政治に参加して、良い意見を述べると、リアルな社会でも通用する仮想通貨ポリンを受け取ることができます。また、市民は政治家に対してPoliPoliスコアと呼ばれる評価をすることができるため、バーチャルな空間で市民が政治家を評価する手段としても活用できます

こうした市民の意見を政治家に届けるという点では、テレビや新聞などのメディアもありますね。メディアによる報道とPoliPoliが大きく異なるのは、PoliPoliは市民の声を直接政治家に届けることができる一次情報だという点です。また、多くの人の声を届けることができ、過去にさかのぼって意見を改ざんできないため、より公正公平かつ透明性が高いコミュニティを形成できるという点が挙げられます

PoliPoliによって未来は変わるのか?

PoliPoliには、ブロックチェーン技術が使われています。ブロックチェーン技術は今後世界各国でリアルな行政やサービスなどにも浸透していく技術と考えられているため、その点ではPoliPoliは市民と政治家が直接意見交換できるコミュニティとして、今後どんどん大きく成長することが期待されています。

また、PoliPoliを活用することによって、テクノロジーが政治という国家のシステムを再構築するのではないかという点も期待されていますし、最新のテクノロジーを古い体質の行政に適用することによって、政治に新しい風を吹き込むというメリットなどもあります。