中国発の金融系プラットフォームと言えばGXShares

この記事のポイント

・中国発の金融機関向け仮想通貨
・個人情報の悪用や情報漏洩を防ぐことができる
・中国の後押しが大きい

1. 中国発の仮想通貨

GXSharesは2017年に中国のGXBが開発・公開した仮想通貨で、通貨単位はGXSとなります。

GXSharesはブロックチェーンを基盤として作られた金融機関向けのプラットフォームで、個人情報の取り扱いや金融機関の取引を円滑に進める手助けとなるように開発されました。そのため主な顧客は政府や金融機関、保険会社となっています。

2. 個人情報の悪用や情報漏洩を防御

GXSharesは安全に個人情報の取り扱いが出来るというのが強みでしょう。

金融機関の取引は、個人情報や信用情報、資産の情報など、秘匿性の高い情報をやりとりする必要があります。しかし、サイバー攻撃などが激しくなる昨今、データの送受信によって大切な個人情報をやりとりをするのを危険に晒すわけには行かなくなってきています。

そこで登場したのがGXSharesで、このプラットフォームを使えば、本人の同意無しに個人情報などが悪用される危険性を下げることができます。また金融機関系の取引と言えば、本人照会も大切なステップですが、この本人照会の手間も大幅に削減できるというメリットがあります。

さらにGSSharesを使えば前述したように個人情報の漏洩を最大限防ぐことを実現しつつ、情報の共有をスムーズに行うことができます。クレジット会社や金融機関、政府機関がGSSharesを使うメリットがここにあると言って良いでしょう。

3. バックについているのがデカイ

GXSharesは金融機関を中心に既に100以上の企業が登録しており、今後も利用する企業は増えていく傾向にあります。

個人の取引がどんどん実店舗からネットへと移行していっていますから、保険機関やネット銀行、クレジット会社などを中心にこれからもGXSharesの利用する企業は増えていくでしょう。

発行枚数や時価総額はモナコインと似ているGXSharesですが、GXSharesの強みは中国の後押しが期待できるという点で伸びしろがまだ残されてると考えられます。

中国国内では巨大マーケットが存在していますし、その周りには経済発展が目覚ましい東南アジアが控えていますから、中国を拠点とするGXSharesはまだまだ今後の発展が期待できる仮想通貨です。

事実、2017年の公開直後に価格が大きく上昇し、その後価格の上下がありましたが、その後は堅調に推移しているので今後もこの勢いは続きそうです。これからも目が離せない仮想通貨と言えるでしょう。