Crownはオープンアプリケーションプラットフォームの仮想通貨!

Crownとは?

(クラウン)は、2017年3月に市場公開されたばかりのニューブランド通貨です。通貨単位・トークン名は「CRW」。こちらの仮想通貨はビットコインと同様に発行上限を設けている有限通貨で、その数は4200万枚とされています。そして2018年7月現在では1500万枚を少し超えた量が供給されています。

Crownの特徴
  • 財務革新に寄与するアプリケーションを構築した自立可能なプラットフォーム
  • PoWPoS管理で、コミュニティがマスターノードによる報酬が得られる
  • オープンアプリケーションプラットフォームとしての可能性

財務革新に寄与するアプリケーションの構築が可能!

Crownは単なる仮想通貨ではなく、ブロックチェーン上に経済的なアプリケーションを構築し、様々なサービス提供が可能です。

例えば不動産取引サービスでは、ブロックチェーンを利用して取引手数料・時間・信頼性がハイレベルで担保されますし、海外送金サービスでも為替リスクの軽減や手数料・送金時間の縮小が可能です。

PoW・PoSによるマスターノードの実益!

CrownはPoW・PoSのシステムで、ウォレットなどにクラウンを預け入れるだけで発行・承認をサポートして、いわゆるマイニング報酬が貰えるシステムを採用しています。

またクラウンコミュニティの会員は、この報酬を得る為に独自のノードを設定することができます。

ちなみにCrownではマスターノードを採用していて、このシステムで効率よく利益を上げることができます。ただしマスターノードを走らせるには、CRWをかなり大量にホールドしておかないとならない点に要注意です。

オープンアプリケーションプラットフォームとしての可能性

ITベースで新たなビジネスモデルを構築するために、ビッグデータやファストデータ(超高速データ処理)を駆使して新世代のアプリケーションを開発する試みが進んでいます。その際に必要となるのがプラットフォームで、Crownのオープンソースのプラットフォームがその役割を担える可能性をもっています。

Crownの価格推移

Crown (CRW) price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap

2014年に取引が開始されました。比較的歴史の長い仮想通貨と言えるでしょう。取引開始から2017年頃まで大きく価格が動いたものの、その後下降傾向のまま数年が過ぎました。しかし、仮想通貨全体の盛り上がりを見せた2017年から2018年初頭にかけて、大きく価格が高騰し、最高値は取引開始額の数百倍とも言われています。その後、現在にかけて下降しているものの、取引開始時よりも高い価格をキープしたまま取引が続いています。

歴史も長く、取引開始時には高い機能性が評価されていたことが読み取れますが、その後多くの仮想通貨が誕生し、どれも高い機能を売りにプロジェクトを発展させてきました。その中で、Crownが更に発展を遂げるためには、他の仮想通貨と比較して差別化出来ているかが鍵になるはずです。仮想通貨の盛り上がりを見せた2018年前後の時期を過ぎると価格が一気に下落する仮想通貨も多い中、比較的高値をつけている点は評価出来る点だといえるでしょう。

2018年7月時点では、国内で購入できる仮想通貨取引所はありません。そこで海外の取引所を利用することができます。大手の取引所を紹介するならば、BitrexやCoinExchange、C-CEX、LiteBi、YoBitsといったところがおすすめです。また購入に関しては、今のところはほぼビットコインが交換通貨となっています。

Crownの主な取引所