世界最大規模のCoinDesk’s Consensus 2018(コインデスクコンセンサス2018)はどんなイベント?


この記事のポイント
■仮想通貨関連イベントの中では世界最大級
■毎年アメリカのニューヨークで開催
■ 仮想通貨業界における問題点や今後の方向性を決定

CoinDesk’s Consensus 2018とは?

CoinDesk’s Consensus 2018(コインデスクコンセンサス2018)とは、毎年アメリカのニューヨークで開催されている仮想通貨系イベントの一つで、2014年から開催がスタートしました。2018年のイベントは、4回目ということになります。CoinDesk’s Consensus 2018では、仮想通貨及びブロックチェーンなどの技術や問題点、実用化などに関して議論をするための会議がたくさん行われています。現在抱えている問題点について話し合いがもたれ、今後の方向性を決定するなど、仮想通貨やブロックチェーン技術に携わる人なら知っておきたい情報が盛りだくさんとなっています。

参加者は右肩上がり

CoinDesk’s Consensus 2018の参加者は、仮想通貨やブロックチェーン技術が世界各国から注目を浴びるとともに増え続けています。2017年開催のイベントでは、参加者数は2000人程度でしたが、2018年5月に開催されたCoinDesk’s Consensus 2018においては、参加者はなんと4000人~5000人と2倍以上になっています。さらに、協賛企業も100社超となっていて、世界中から仮想通貨やブロックチェーン技術がどれほど注目されているかが分かります。

注目されたスピーカーは?

CoinDesk’s Consensus 2018では250人のスピーカーが登壇してスピーチを行いましたが、その中でも特に3人のスピーカーが注目されました。1人目は、仮想通貨のハードウォレットを開発しているLedger社でCTOを務めるNicolas Bacca氏、2人目はニューヨークを本拠とする銀行J.P. Morganの広告担当であるAmber Baldet氏、そして3人目は、実際に仮想通貨やブロックチェーン技術の開発業務に取り組んでいるCoinbase社のソフトエンジニア、Amy Yin氏でした。

2018年開催のコンセンサスにおいては、AlphaPoint社がRABTという規制された資産を担保にして発行されたトークンのフレームワークをローンチしたという発表もされました。今後、世界各国の仮想通貨及びブロックチェーン技術関連企業の動向などについても情報収集ができるイベントなので、来年度の開催には今年よりも多くの人が参加すると予想されています。