教育機関で使われる仮想通貨SmileyCoinとは?




SmileyCoinとは?

SmileyCoinとは、Tutor-Webという教育システムの中で勉強する学生に与えられる仮想通貨です。 SmileyCoinは、通常の仮想通貨とは全く違った生い立ちをもっているとして話題になっています。

SmileyCoinの3つの特徴
  • SmileyCoinはTutor-Webで学生のモチベーションを上げるツール。
  • SmileyCoinは教育機関での使用が想定されている。
  • SmileyCoinは一般の人でも売買やマイニングができる。

この一風変わった仮想通貨は、どのように生まれたのでしょうか。

Tutor-Webで使われる仮想通貨

Tutor-Webとは、Web上で、無料で学習ができるという教育システムです。現在は、数学や統計学が中心ですが、ヨーロッパでサービスが始まり、アフリカでも利用されるようになってきました。

特に、発展途上国の様な学校などのインフラが整っていない地域では、タブレット端末一つで学ぶことができるTutor-Webに非常に期待が高まっていて、2016年にはケニアの学校に導入されたことが大きなニュースにもなりました。

そんなTutor-Webの中で使用されている仮想通貨が、SmileyCoinです。Tutor-Webなどの通信教育の場合、学生たちがレベルの低いドリルだけを解いて単位を取得することができます。しかし、これでは学習レベルがあがりません。そこで、より難易度が高いドリルを解くと、報酬としてSmileyCoinが与えられるようになりました。これによって、学生たちはSmileyCoin欲しさにより高いレベルの学習をするようになり、モチベーションが高まるというわけです。

Tutor-Web以外でもSmileyCoinが広がり始めている

SmileyCoinは、発行総額の半分がTutor-Webが保持して学生への報酬として利用されています。しかし、もう半分は学生以外でもマイニングによって手に入れることができ、売買もできるようになっています。

2015年にSmileyCoinの取引が開始されました。当初は大きな値動きは見られませんでしたが、2017年には当初の200倍もの値をつけました。

これは、Tutor-Webも含めたSmileyCoinの社会貢献性が評価されたためだと思われます。また、一部の大学ではカフェテリアなどでSmileyCoinが実際に使えるようになったり、通貨としての広がりを見せています。

前述のようにTutor-Webの発展に関するニュースが流れたり、Tutor-Webを研究した博士論文も発表されたりしているので、そこで使われるSmileyCoinにも注目度が高まっています。

今後ますます注目していくべき通貨と言えるでしょう。

SmileyCoinは今後、教育機関に貢献するか?

日本では導入されてはいないものの、前向きなニュースが多いSmileyCoin。Tutor-Webは、現在数千人の学生が利用していますが、今後も導入する教育機関が増えて、更に多くの学生に使われるシステムになれるかどうかが将来性を大きく左右するのではないでしょうか。ケニアなど発展途上国でも使えるようにサーバーとタブレットとパソコンを配備し、現地で使われている決済方法と連携することも考えているようです。

また、SmileyCoinは教育機関への寄付という形でも貢献をしています。学生以外でもマイニングを行うことが出来るため、SmileyCoinを通じて寄付活動も行うことが可能です。 教育や学生への貢献を目的としたSmileyCoin。今後、更に発展し世界中に広がりを見せるのか今後の動向に注目です。