多くの著名投資家から期待を受けるブロックチェーン開発会社の「Blockstream」




 

Blockstreamは、カナダ・モントリオールのブロックチェーン開発会社です。創業者でCEOのAdam Back氏は、ビットコインの技術である「Proof of Work」の考案者として知られています。著名な投資家から多くの出資を受けており、2016年には香港の大富豪、李嘉誠氏が運営するHorizons Venturesから多額の出資を受けました。

・サイドチェーンの開発会社
・多くの著名投資家から期待を受ける

サイドチェーンの開発会社

2014年に設立されたBlockstreamでは、おもにサイドチェーン関連の製品を開発しています。仮想通貨にはブロックチェーンという分散型技術が用いられていることは有名です。誰でも自由に参加できるのに簡単に改竄できないよう暗号化に優れているのがブロックチェーン技術のメリットですが、反面、取引に時間がかかるというデメリットがあります。たとえば、ビットコインの場合、取引が承認されるまでに6つのブロックを生成する時間が必要です。そこで、ビットコインのブロックチェーンとは別に、横にチェーンを接続してそっちで処理しようというアイデアが生まれました。これがサイドチェーンです。Blockstreamの開発するサイドチェーンに「Lightning」と呼ばれるものがあります。これは、ビットコインの開発者のコミュニティーで実装が進んでいる、少額の決済を可能にする「Lightning Network」というサービスのためのサイドチェーンです。また、「Liquid」というサイドチェーンもBlockstreamは開発しています。これは、取引所間の流動性のための技術で、決済の量や種類が外部からわからないプライバシーを実現しているのが特徴です。

多くの著名投資家から期待を受ける

このように、重要なサイドチェーンを開発するBlockstreamは、創業間もなくから多くの投資家に期待をかけられています。設立年である2014年には、早速、Reid Hoffman氏、Eric Emerson Schmidt氏、Jerry Yang氏といった錚々たるメンバーから合計2100万ドルもの出資を受けました。また、最新のシリーズA資金調達ラウンドにおいても、5500万ドルもの資金の調達に成功したことがわかっています。このラウンドでは、李嘉誠氏が運営するHorizons Venturesがリードしたほか、AXA Strategic VenturesやDigital Garage、また、Blockstreamの既存投資家のBlockchain CapitalやAME Cloud Venturesが出資しました。