Tezos財団が資金援助を行ったBeira Interior大学とは?




Beira Interior大学とは?


Tezos財団は2017年7月に行ったICOで660BTCと36万1000ETH、ドルに換算するとなんと2億2300万ドルにもなるほどの資金を投資家から集めました。

ICOで集めた資金は仮想通貨の開発資金として使われることが多いですが、Tezos財団は多くの企業や教育機関への資金援助に用いました。

そのうちのひとつが今回紹介するBeira Interior大学です。

Beira
・Beira Interior大学の概要
・Beira Interior大学の取り組み
・Beira Interior大学がTezos財団の資金援助で行うプロジェクト

Beira Interior大学の概要

Beira Interior大学はポルトガルのコビリャンという都市で1979年に設立された公立大学です。

ポルトガルの歴史的な地域である、ベイラ地方から名付けられた大学で、学生の数はおよそ7000人です。

理学部、工学部、人間科学部、芸術学部、保健科学部の5つの学部で構成され、科学部の下に数学科や情報学科、工学部の下に繊維科学技術学科や電気機械工学科、土木工学科、航空宇宙学科が属しています。

さらに人間社会学部には社会学科やスポーツ科学科、教育学科などが、芸術学部には文学科やコミュニケーション学科が、保健科学部には医学部などが所属するなど、Beira Interior大学は幅広い分野の学習ができる総合大学です。

Beira Interior大学の取り組み

Beira Interior大学は設立以来めざましい発展を遂げてきましたが、一方でキャンパスを構えるコビリャンの街は衰退を迎えました。

かつてコビリャンは「ポルトガルのマンチェスター」と呼ばれる織物産業の中心都市でしたが、ここ数十年の産業再編に適応できず数多くの工場が閉鎖されてしまいました。

Beira Interior大学は21世紀に入り、この閉鎖された工場を改装しキャンパスとして再利用することにしたのです。

この改装でできたキャンパスは「ポロ」という名前をつけられました。

ポロの総面積はおよそ25万平方メートルにもおよび、市全体に広がっています。

このポロは大学の学術活動のほか、コビリャンの社会福祉のためにも利用されており、コビリャンと大学の共生関係の象徴となっています。

Beira Interior大学がTezos財団の資金援助で行うプロジェクト


Tezos財団は2018年8月9日にブロックチェーン技術やスマートコントラクト技術の開発援助を目的に、Beira Interior大学へ資金援助を行うと発表しました。

Tezos財団はBeira Interior大学のほかにもブロックチェーン技術などを扱う企業や教育機関に資金援助を行っています。

Beira Interior大学はTezos財団からの資金を使い、2つのプロジェクトを進行する予定です。

まずひとつ目が工場環境下におけるロボットのロギングイベントです。

Beira Interior大学の大学院で既に2つ修士論文が発表されているもので、ロボットの稼働状況などを別端末に記録しておくことでトラブルが発生した場合の原因究明をよりスムーズに行えるようになります。

もうひとつが、プログラミング言語におけるスマートコントラクトの統計分析ツールの開発です。

スマートコントラクトを分析することで、任意のデータを自由に可視化することが可能になります。

Beira Interior大学のプロジェクトは、将来Tezos財団に有益に働くことでしょう。