Sirin LabsはスマホにCold Walletが付いたスマホを発表

今のところ、多くの人は仮想通貨の取引をパソコンやスマホのアプリで行っていることでしょう。パソコンを使って仮想通貨取引所に入り取引ができますし、スマホではいつでもどこでも簡単に仮想通貨を購入、売却が可能です。しかし時代はすでに次の段階に入りつつあります。それがブロックチェーンに対応したスマホの登場です。

・「Finney」はSirin Labsが開発したブロックチェーン対応スマホ
・FinneyにはCold Walletが搭載されている
・Finneyの価格は999ドルで、仮想通貨取引も可能

「Finney」はSirin Labsが開発したブロックチェーン対応スマホ

FinneyはSirin Labsが開発したブロックチェーン対応スマホで、AndroidベースのSIRIN OSが使用されています。これまでのスマホはアプリケーションを通して仮想通貨の取引を行っていましたが、Finneyの場合にはFinney自体がブロックチェーンに対応しているため、そのまま仮想通貨の取引を行うことができます。Sirin Labsが得意とするセキュリティ面でも強固なスマホとなっており、外部からの違法な進入を防ぐシステムや生体認証、Walletを守るための物理セキュリティスイッチなどが搭載されています

FinneyにはCols Walletが搭載されている

Finneyの大きな特徴の一つが、メインのハードウェアと物理的に隔離されているCold Walletです。Walletは仮想通貨を入れておく財布のようなものですが、オンライン上にWalletを置いておくと不正流出の危険性があります。そのためオフラインで仮想通貨を保有しておけるCold Walletが必要になります。FinneyではすでにそのCold Walletが搭載されており、仮想通貨取引のために開発・販売されたスマホということができるでしょう。

Finneyの価格は999ドルで、仮想通貨取引も可能

これから仮想通貨取引を始めようと考えている方にとって、Finneyは多くのメリットがありそうに思えます。しかし決してFinneyは安くなく、999ドルで発売されています。約11万円と普通のスマホと比べるとその価格の差は歴然としています。しかしFinneyはCold Wallet搭載という特徴だけでなく、128GBの内部ストレージ容量、12MPXという高画質のメインカメラ、3280mAhのバッテリー容量など、通常のスマホとしてもかなりのハイスペックとなっています。さらにFinneyは日本語にも対応しており、SIMフリースマホとして日本の大手キャリアでも利用することが可能です。この機会に話題のFinneyを購入してみるのも良いかもしれません。