Clamsは公平で流通性のある通貨を目指したアルトコイン

Clamsとは?

Clamsは初期配布と継続配布で2通りの流通方式を取り、ハイレベルな公平性を維持する事が可能だとされているアルトコインです。市場へのリリースは2014年5月15日で、イーサリアムと同期の第二世代仮想通貨です。

Clamsの特徴について

・初期配布はProof of Chainにてビットコインの保有者へ
・継続配布はProof of stakeによる取引承認作業

初期配布(Proof of Chain)はビットコインの保有者へ

Clamsは流通力のある通貨として開発され、初めの配布は当時最も勢いのあったアルトコイン所有者に配布されました。つまりビットコイン・ライトコイン・ドッグコインのオーナーへ無料送信されています。配布比率は先の3種のアルトコイン保有数に比例します。こうして流通化へのベースが作られました。

継続配布(Proof of stake)による取引承認作業

Clamsの取引承認はPoSのステーキングによって、ユーザー全員のコンピュータ端末上で行われています。ちなみにビットコインはハイスペックコンピュータを集合させるマイニングが主流になっていて、その承認作業は彼等プロのマイナーに依存しているのが現状です。もちろん報酬も彼らが半ば寡占する形で進行していて、もしこの状態が進めば、特定の個人か集団が取引承認作業の過半数を独占するかもしれません。いわゆる51%攻撃といって、彼らによる不正取引を可能にしてしまうリスクがあります。その危険を回避するのがPoSで、取引確認作業は均等にコイン保有者間で行われる点が大きなメリットとなっています。またユーザー数が増えれば増える程、公平性・安全性が増すのもこのシステムの特徴です。

Clamsの将来性について

PoSによる取引承認システムは、Clamsやイーサリアムなどをキッカケにメジャー化していきますが、その結果としてClamsへの評価も次第に過小化の傾向をたどるようになりました。ただし発行上限数が1600万CLAMと、ビットコインの2000万BTCと比べても少ないことから希少性では有利だとされています。今後仮想通貨が日常的に流通する局面を迎えれば、それなりのポジションを得ると期待されているアルトコインです。

Clamsの取引所について

Clams (CLAM) price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap

2018年7月現在で、Clamsを扱っている国内取引上はありません。そこで購入希望の方は海外の大手取引所を利用すると良いでしょう。Clamsを扱っている取引所には、Cryptopia・Poloniex・Bittrexなどがあります。