Electroneumはどのような仮想通貨か?

Electroneumとは?

Electroneumは2017年8月に市場投入された仮想通貨で、通貨単位は「ETN」です。イギリス発祥の仮想通貨で、ICOでは40億円以上もの資金を調達し、注目を集めました。通貨にかかわるすべての行為・動作をスマートフォン上でできるという手軽さが画期的な通貨です。

この記事では、Electroneumの3つの特徴について紹介したいと思います。

Electroneumの3つの特徴
  • スマートフォンで操作
  • 決済が早い
  • 強いセキュリティ

スマートフォンで操作

Electroneumの大きな特徴は、流通や管理などすべてにかかわる動作・操作がスマートフォンで可能という点です。

これまでの仮想通貨は、基本的にはパソコン上での操作が条件で、スマホはあくまで外に持ち出して利用するための二次的な利用に過ぎませんでした。

Electroneumはたとえばウォレットもスマホで持つことが可能ですし、専用のアプリを使うとマイニングもできます。マイニングは、通貨の取引の正当性を検証する作業ですが、通常は高度なプログラムを利用してコンピューターの知識も必要で、専用の機材がなければ困難でした。そのため、一般の人が気軽に参加できないほどにハードルの高いものでしたが、Electroneumではスマホのアプリで可能です。

決済が早い

世界最初の仮想通貨はビットコインで、仮想通貨の価値はすなわちビットコインの価値であり、動向の中心はビットコインです。

ただ、ビットコインには取引スピードが遅いことや、システムが複雑というデメリットがあります。取引量が増大した結果、ビットコインはブロックの生成スピードも遅くなりがちです。Electroneumはこうしたビットコインの弱点を補強するため、高いスピードをもたせています。素早く決済を済ませることが可能な通貨です。

強いセキュリティ

仮想通貨は、常にハッキングやクラッキングのリスクにさらされています。

実際に紙幣や硬貨として存在しているわけではないため、ユーザーが自分で守るほかはありません。Electroneumはコールドウォレットによって、オフラインで管理できるようになっており、ハッキング対策も充分です。

Electroneumの将来性

Electroneumはスマホで何もかも完結させることができるという画期的な仮想通貨として注目を集めています。

公式には今後のロードマップが記載されていますが、そこには「1億人のユーザーの獲得」「ライブのユーザーを100万人に」「世界の主要取引所への上場」などが記されています。将来的にかなり期待できる通貨と言われています。

画期的なシステムで仮想通貨のメジャーとなれるか?


スマホで取引を進めたり、安全な取引のためのセキュリティ対策を打ち出したり、画期的なシステムを打ち出し話題を呼んでいるElectroneum。これまでになかった分野の進出を目指し、様々なメディアでも注目を集めています。モバイルアプリからの利用が進むことで、もっと気軽に仮想通貨を扱えるようになることが期待出来ます

現在、Cryptopiaなどで取引がされていますが、今後は有名所を含め更に上場の準備が進められています。ロードマップのひとつ「世界の主要取引所への上場」についても好発進と言えるのではないでしょうか。このロードマップは、公式サイトのトップページにも大きく掲載されており、Electroneumの発展においていかに重要なロードマップであるかが伺えます。

イギリス発の仮想通貨Electroneumが今後どのように発展していくのか、今後の動向に注目が集まります。