仮想通貨取引所BITPointが日の丸リムジンと提携を発表

 

この記事のポイント

・仮想通貨取引所BITPointが日の丸リムジンと提携
・ウォレットアプリを利用して決済
・仮想通貨の浸透に貢献

BITPointと日の丸リムジンが業務提携

ついに日本でも仮想通貨を利用した公共交通が利用できるようになります。このほど仮想通貨取引所BITPointが日の丸リムジンとの提携を発表しました。BITPointといえば日本国内で仮想通貨取引所を運営していますが、仮想通貨を社会で活用するための第一歩として、今回の提携に踏み切りました。仮想通貨を利用してどのように決済を行うのでしょうか。

日の丸リムジンとは

日の丸リムジンと言えば、羽田空港や成田空港と都心を結ぶタクシー送迎サービスを提供しています。空港で見かけたことがあるという人も多いと思いますが、タクシーを利用することで利便性はさらに高まります。日の丸リムジン側の発表によれば、今回のBITPointとの提携により、社会実験期間中タクシー料金を割り引くことも明らかにしています。

BITPointを利用した決済方法

タクシー利用料金は現金もしくはクレジットカードでも支払いが出来ますが、BITPointが提供する仮想通貨ウォレットアプリを利用することで、支払いに対応できるようにします。これによりBITPoint口座を開設している投資家やユーザーは仮想通貨を現金のように利用して支払うことが出来るようになります。実証実験は2018年11月から2019年1月までですが、実証実験後結果を検証し、恒常的に利用できるようにしたいと述べています。

仮想通貨に与える影響

ビットコインをはじめとする仮想通貨を日本国内で利用できる機会は、今のところそれほど多くはありません。今回の社会実験により、ビットコインなどの仮想通貨による決済が便利でかつスピーディーに行えることを実体験出来ます。仮想通貨を所有している人にとってまさに朗報と言えます。

このような社会実験は今後さらに拡大するものと見られます。タクシーに限らず、バスや鉄道などの公共交通で仮想通貨決済が可能になれば、海外からの旅行客も仮想通貨による決済が出来るようになり、仮想通貨の流通量も増加することが見込まれています。日本への旅行客が増加するなか、このような仮想通貨決済に関するニュースは投資家や市場関係者にプラスマインドを与えるものとなります。

東京オリンピックを見据え、電子マネーによる決済を推進する日本政府が仮想通貨による決済も推進することで、仮想通貨の取引向上に寄与することが期待されています。現金よりも便利でしかも安全に決済できる