Digitalcoinとはどのような仮想通貨か?

Digitalcoinとは?

Digitalcoinは、2013年に取引開始された仮想通貨で、仮想通貨のなかでは古参にあたります。通貨単位は「DGC」を使っています。2013年に価格が高騰して、仮想通貨の一般的な認知に一役買った存在と言われています。その後はいったん価格は落ち着きますが、2017年から再び高値に転じており、ボラリティの高い状態が続いています。非中央集権・分散型・P2Pという基本的な機能の通貨ですが、使いやすく安全性も高いですし、コミュニティも活発で今後も注目したい通貨のひとつでしょう。

Digitalcoinの3つの特徴
  • 基本的な性能が高い
  • オープンソース
  • 発展する余地がある

基本的な性能が高い

Digitalcoinは仮想通貨のなかでは歴史のある部類に入ります。長年放置されたまま何の動きもない通貨も多いなか、ユーザーに定着している通貨のひとつと言っていいでしょう。

基本的な性能は、ビットコインなどに劣るものはなく、ブロック生成時間が約40秒で、アルゴリズムにはScryptとx11、SHA256という3つのハッシュ関数を使っていること、1ブロックごとの報酬が5コインと、充分な機能を備えています。複数のアルゴリズムでマイニングが可能なので、ハードウェアの性能にかかわりなくマイニングに参加できます。

オープンソース

Digitalcoinは完全にオープンソースで、誰にでも参加できる環境が整っています。

MITライセンスのもとでは、すべてのユーザーが自由にDigitalcoinを使用することが可能です。ソフトウェアも無料で提供され、また取引手数料が非常に安価であることも魅力です。

発展する余地がある

Digitalcoinは古くからある割には、あまり注目を集めないまま現在に至っています。仮想通貨は一気に種類を増やしていますが、一長一短という面がありバランス良く機能を搭載したものは意外に少ないという傾向があります。

その点でDigitalcoinは地味ですが、多くの可能性を秘めており、後は熱心な参加者をどれだけ集められるかにかかっています。他の人気コインでは後発扱いでも、Digitalcoinであればパイオニアになれる可能性があります。

Digitalcoinの将来性

Digitalcoin (DGC) price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap

取引開始は2013年と歴史のある仮想通貨です。取引開始から数ヶ月で大きく値を上げました。その後、価格は下降した後比較的落ち着いた値動きで推移していました。2017年の7月頃、2018年前半頃の仮想通貨全体の盛り上がりと共に価格が高騰しましたが、現在は低価格のまま推移をしています。

仮想通貨の中には、他の仮想通貨と差別化出来ずに開発が止まってしまうものもありますが、Digitalcoinは長い歴史の中で運用が続いています。その点は評価出来るでしょう。

Digitalcoinはバランス良くまとまった仮想通貨です。複数のハッシュ関数を採用していたり、ブロック生成時間が40秒ほどという高性能な通貨です。今後は仮想通貨のユーザーから注目されて開発が進めば大きく伸びていく可能性を秘めています。公式の動きに注目しておきましょう。

公式サイトにはロードマップが細かく公開されていて、成果も好評されています。2019年以降の動向にも注目です。TwitterやFacebookの更新が止まっているためSNSでの最新情報の収集は難しいかもしれませんが、bitcointalkは比較的書き込みも多く、最新情報の書き込みも定期的に行われています。情報収集にはbitcointalkがよいでしょう。

Digitalcoinの」主な取引所