Tezosのメインネットへの切り替え予定日や、Tezos(XTZ)の値動き、今後の方向性などをご紹介します。
メインネットへの移行予定日は?
Tezosは、今年6月からベータネットで運用テストを行ってきました。
7月中旬にネットワークが停止するトラブルがありましたが、それ以降は特に問題なく運用されています。
9月15日、Tezos財団はツイッターで「Have a great weekend, everyone, because mainnet arrives Monday!」とツイートしました。
「mainnet arrives Monday」とあるので、順調に行けば9月17日の月曜日にメインネットへ移行されます。
Tezos(XTZ)の価格が高騰
メインネットへの移行を発表したとたん、Tezos(XTZ)の価格が高騰しました。
発表前は1.3ドルだったTezos(XTZ)の価格は、一気に急上昇。一時は1.7ドルを超えました。その後、上下しつつも上昇を続け、9月21日には1.78ドルを記録しました。
現在は値動きも比較的落ち着いており、1.5ドル付近で取り引きされています。メインネットへの移行が無事に完了して、問題なく運用できるようであれば、ふたたび上昇に向かうと考えられます。
ネットワークの開発に注力
運用テストが成功し、メインネットへの移行も成功が見込まれるTezos。ひととおりネットワークの開発に成功したと言えますが、さらに良いネットワークの開発に余念がありません。
Tezosは「コーネル大学」「ベイラ・インテリオール大学」「イリノイ大学」など、様々な研究機関に資金援助を行っています。
支援している研究も「ブロックチェーン」「スマートコントラクト」「プロトコル」など、多岐に渡ります。
最近では、APIやソフトウェアライブラリなどを扱う「TezTech」に出資しました。
まとめ
内紛や集団訴訟など、様々な困難に見舞われたTezos。それでも、どうにか無事にメインネットへの移行まで辿りつきました。
Tezosの代表Ryan Jespersonは、「今後、Tezos財団は助成金に重点を置きます」と発表しています。
Ryan Jespersonの発表どおり、Tezosはネットワークの開発に力を入れており、様々な研究機関に資金援助をしています。今後、ますます使い勝手が良く、安全なネットワークへ成長していきそうですね。