Contents
Tezosとは?
Tezosは、2017年7月にICOを実施したアルトコインの一つです。
ICOはイーサリアムのトークン(ERC20)で行われることが多いですが、Tezosの場合、プロトコルから独自に開発しています。
開発チームには元Goldman SachsのArthur Breitmanを始めとして、Accenture、Morgan Stanleyでの職務経験を持つメンバーが集まっています。
- デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク(D-PoS)による承認システム
- プロトコルが独立しており、システム修正時の互換性がある
- プログラム不具合の発生しにくい言語(OCaml)の適用
デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク(D-PoS)による承認システム
Tezosはデリゲート・プルーフ・オブ・ステーク(D-PoS)を採用しています。
PoSは、コインの保有者が取引の承認権利を保つ仕組みです。
D-POS(Delegated-Proof of Stake)では、投票権利を代理人に委任できます。
※D-POSはLiskやBitsharesで採用されている技術です。
プロトコルが独立しており、システム修正時の互換性がある
Tezosは3つのプロトコル構造を持っています。
- ネットワークプロトコル
- トランザクションプロトコル
- コンセンサスプロトコル
プログラム不具合の発生しにくい言語(OCaml)の適用
Tezosは開発言語にOCamlを採用しています。
OCamlは関数型プログラミング言語であり、わかりやすく、読みやすく、バグが少ないコードを書きやすいと言われています。
Tezosの日本語情報はどこで手に入るの?
Tezosは各国に有志のコミュニティが立ち上がっています。
日本では、TezosJapanがTelegram(チャットツール)にてコミュニティ活動を開始しています。
Telegramの日本Tezosコミュニティ!
活発な議論をしてください!https://t.co/37LpOkYySr#tezos #blockchain #暗号通貨 #仮想通貨 #テゾス #ブロックチェーン #ICO #東京 #fintech #telegram @TezosCommunity
Tezosっていつ上場するの?
Tezosは2018年5月現在、zeronetの試験運用を始めています。
また、公式サイトから2018年2Qにbetanet、3Qにmainnetでの運用開始が発表されました。
そのため、取引所での取り扱いは2018年の7月前後と見られています。
Preparing for the Launch of the Tezos Network – Tezos Foundation
Tezosを取り扱う取引所は?
海外取引所の一つであるHitBTCでは、取引所上場前の先物取引としてTezosを取り扱っています。
Tezosがメインネット上で稼働すると、HitBTCで保有するXTZが取引所外と交換可能になると思われます。