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DigitalNoteとは?
DigitalNoteとは、匿名性に優れたオープンソースの仮想通貨です。プライバシー保護に特化しており、即時暗号化の仕組みによって追跡が困難となっています。
この記事では、DigitalNoteの3つの特徴について紹介します。
- セキュリティーを重視したシステム
- 預金ができる仮想通貨で利子を期待できる
- ASICを使うことができマイニングにも適している
暗号化された情報で不正操作などが困難に
DigitalNoteの単位はXDNとなっていて、仮想通貨の中ではマイナーな存在と言えるでしょう。そのため、日本国内での取引所扱いはありませんし、海外でもそれほど多くの取引所が扱っているわけではありません。
このDigitalNoteの特徴の一つとしては、セキュリティーを重視したシステムが採用されているということです。即座に暗号化されるシステムを持っていて、すべての処理において不正アクセスや情報読み取りが非常に困難になっているというのがメリットです。
当然、ブロックチェーンでの処理がなされますので、万が一不正アクセスなどの問題が生じても、その様子を追跡することができるようになっています。こうした情報は書き換え不能ですので、不正使用を防ぐために役立つと言えます。
ブロックチェーンの中で預金をして利子を受け取ることができる
DigitalNoteの最大の特徴とも言えるのが、ブロックチェーン預金ができるということです。
自分の保有しているコインを、いわば預金口座であるブロック口座に置くことによって、0.5パーセントから1パーセントの金利が発生して増えていくという仕組みです。
マイニングとは異なる形での報酬体系となっていて、仮想通貨の報酬システムに新しい分野を開いたとも言うことができるでしょう。当然のこととして、DigitalNoteをたくさん持っている人ほどこの預金から大きな利益を得られますので、コイン全体の流通を発展させることができるのも大きなメリットと言えるでしょう。
効率の良いマイニングができる手段を確保している
DigitalNoteでは、マイニングにASICを活用できるようにシステムを組んでいます。
オープンな形での運営がなされていますので、世界中の誰もがマイニングに参加することができて、しかも様々な手法でのマイニングができるわけですから、無理なくコインを獲得したいという人に適しています。
ただし、現在のところDigitalNoteの技術的な改変などの動きはなく、開発者を含めこのコインの技術的進展を進める人がいない状態ですので、これからの流れには注意が必要です。仮想通貨は持続的に技術改善の動きが必要ですので、その面では不安があると言えるでしょう。
DigitalNoteの高いセキュリティに将来性はあるか?
2018年に一時価格の高騰がありましたが、その後は大きな値動きはないようです。
2014年公開のDigitalNoteは、公開から4年近く経過しています。そのため、すでに大半の機能開発を終えており、大きな機能以外の開発は活発ではありません。これが今後の将来性にどのような影響を及ぼすのか、慎重になる必要があるかもしれません。安定運用の兆しなのか、今後のロードマップに期待をしてよいのか、新しい開発が見込めないのか、よく見極める必要があります。
とはいえ、すでに実装されていてDigitalNoteの強みであるプライバシーの強化や預金をして利子を受け取れる機能は魅力的です。まだ取り扱いをしている取引所は少ないですが、取引所が増えて売買が活発に行われる前に買っておくというのも一つの手かもしれません。