liquidity Networkはオフチェーン決済の切り札




注目のオフチェーン決済「」とは?

EthereumをGas(手数料)なしで転送できるとして話題になったliquidity Network。実は、オフチェーン決済の優秀なプラットフォームとしても注目されています。

オンチェーンがブロックチェーン上で行われる取引の処理で、オフチェーンはその反対でブロックチェーン上で行わない取引となります。取引にかかる手数料を少額に抑えられるというメリットがあり、少額決済を行いたい場合など特に注目が集まっています。

一体、liquidity Networkはどんな問題を解決しようとしているのでしょうか?この記事では、liquidity Networkの優れている点などを中心にまとめたいと思います。

3つの注目ポイント
  • 仮想通貨はマイクロペイメント問題を解決しなければならない
  • liquidity Networkは、従来の決済方法と一線を画すシステムを採用している
  • liquidity Networkは、取引所の仲介無しに仮想通貨取引が行える

仮想通貨取引の「マイクロペイメント問題」

今や、かなり高額になってしまったBitcoinですが、実は1BTCよりも小さい単位での取引が可能になっています。

0.03BTCや、0.0045BTCなど、少額に分割しても使えるようにしておかないと、通貨としてなかなか使いづらいからです。このような取引をマイクロペイメントと呼びます。

ところが、このようなマイクロペイメントの場合、取引する額に比較して取引手数料が高額になるという問題が発生します。
さらに、取引量がただでさえ多いBitcoinなどの場合、一回の取引に時間がかかるというスケーラビリティ問題もあり、取引頻度が高くなるマイクロペイメントはやりづらくなります。

「マイクロペイメント問題」を解決するオフチェーン決済

これらの問題は、どの仮想通貨も抱えている問題です。
しかし、この問題を解決しないと将来通貨としての有効性が保てなくなるとして、この問題の解決は各仮想通貨の至上命題となっていました。

それを解決するために考え出されたのが、オフチェーン決済です。
細かな取引をいちいちブロックチェーンに記載するのではなく、ブロックチェーンの外(オフチェーン)で行い、取引の簡便化や手数料の削減を行うものです。

現在までペイメントチャンネルやライトニング・ネットワークなどが提唱されてきましたが、その切り札として期待されているのがliquidity Networkです。

独自の方法で仮想通貨取引を実現したliquidity Network

従来のオフチェーン決済は、デポジットが必要だったり、間に複数のユーザーを介する必要があるなど、複雑な経路を必要としましたが、liquidity Networkは、中央にHubを置くことでそれらの取引を簡略化して実現することに成功したのです。

これによって、取引所を介さずに取引ができたり、手数料が格安になったり、スケーラビリティ問題も解決できたりと、様々な期待が寄せられています。
liquidity Networkは、仮想通貨取引に革命を起こすかもしれません。

liquidity Networkはオフチェーン決済の未来を変えるか?

少額決済をする際に逆に手数料の方が多くかかってしまうなど使い勝手が悪く、それらの諸問題を解消出来るオフチェーン決済としてliquidity Networkが登場しました。

現段階ではまだベータ版の公開となっており上限の取引額が決められていますが、今後ユーザーが増えれば開発が進み上限額も制限がなくなるかもしれません。オフチェーン決済の未来を担うであろうliquidity Networkの今後の動向に注目が集まります。