ZenGoldとは?
資産運用の方法として「金」の取引は仮想通貨の取引よりも長い歴史を持ちます。
金は価格も安定しており、リスク回避のために投資を分散させる対象に向いています。
今回紹介するZenGoldはそんな金への投資を後押しするために開発された仮想通貨です。
・2種類のトークンを発行している
・効率的な金の取引ができる
金の価値と連動している
ZenGoldはブロックチェーン技術を利用して物理的な金をデジタル化し、取引の新しいモデルを構築するために開発されました。
トークンであるZNGは中国にある金の取引所「Shanghai Gold Exchange」に保管されている金の価格と連動しており、1ZNGと金1グラムと同額になります。
利用者は金の代わりにZNGトークンを購入し、ZNGトークンをバーン(利用不可)にすることで金と交換することができます。
2種類のトークンを発行している
ZenGoldではZNGトークンのほかにZGCトークンというトークンを発行しています。
ZNGトークンは金の価格と連動して価格が決まるもので、販売はしていません。
仮想通貨をZenGoldのサービス内に預け入れることで同額のZNGトークンを手に入れることができます。
一方ZGCトークンは実際にZenGoldのICOで販売されたトークンで、一般に購入が可能です。
ZGCトークンはZenGoldが提供するプラットフォームで支払うネットワーク手数料に使います。
2種類のトークンを発行することで金の価格とトークンを連動させつつ自由な流通を可能にしているのです。
効率的な金の取引ができる
ZenGoldは金の取引にブロックチェーン技術を導入することで、効率的な金の取引を可能にしました。
ブロックチェーン技術ではZenGoldの利用者がすべて過去の取引履歴を閲覧することができ、改ざんをすることはできません。
そのうえ高度なセキュリティによって守られているため、取引の安全性を旧来に比べて飛躍的に向上させました。
また24時間取引ができるようになったうえ、専用のアプリを使うことでリアルタイムで金の価格を追跡し、トークンを用いて超少額から金の取引ができるようになります。
ZenGoldの価格推移と購入方法
ZenGold (ZENGOLD) price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap
ZenGoldの価格は公開当初から徐々に落ち、仮想通貨バブルと言われた2017年12月から2018年1月にかけていったん上がりましたがまた降下しています。
仮想通貨の価格は不安定になりがちですが、ZenGoldは金の価格に裏付けられて価格が変動するため、価格が安定しやすいです。
投機対象としては不十分かもしれませんが、今後金の投資家に注目されることがあれば価格はその分上昇するでしょう。
ZenGoldの開発チームはTelegramで情報発信をするほか、Twitterでも公式アカウントが情報を発信しています。
気になる方はチェックしてみるとよいでしょう。
ZenGoldはの日本の取引所では購入できません。
もし購入したいときは、海外の取引所に登録し、BitcoinやEthreumを送金してください。
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