リップル社のxRapidを導入することがわかったスウェーデンの金融サービス企業「FTCS」




FTCS(Financial Transaction Control Systems)とは、2014年にスウェーデンのストックホルムで設立された金融サービス会社です。2019年1月、リップル社の発表した新たなリップルネットの加入企業13社のなかに、FTCSも含まれていることが明らかになりました。また、同社は、リップル社の提供する決済システム「xRapid」を使用する5社のうちの1社です。

FTCSとxRapidについて

・FTCSとは
・xRapid導入予定のFTCS
・xRapidを導入するメリット

FTCSとは

FTCSは、ストックホルムに本社を構える小さなスタートアップ企業です。社員50人以下の規模ですが、同社の提供する電子マネーやプリペイドサービス、それに「e-バウチャー」(事前に料金を支払うネット決済による前売りチケットのようなもの)によって、2016年には400万人ものユーザーを獲得しました。また、2017年にはラテンアメリカ市場にも進出しています。

xRapid導入予定のFTCS

FTCSからの発表ではありませんが、2019年1月にリップル社の発表したリップルネットの新規加入企業のなかに、FTCSも含まれていることがわかりました。リップル社はリップルネットを世界40カ国以上に展開しており、これまで200以上の企業が加入しています。2019年の初めには13社が加入しましたが、そのうちの5社が、同社の決済システムであるところの仮想通貨XRPを使った「xRapid」を導入する予定です。現在も1週間に2~3社ほど新たな企業が加入しているリップルネットですが、今後もさらにグローバルに展開していくでしょう。

xRapidを導入するメリット

FTCSのような国際的な送金サービスを提供する会社では、送金元の通貨を着金側の通貨に両替する点が一つのネックです。メジャーな通貨同士ならともかく、FTCSが進出したラテンアメリカのような新興市場においては、送金サービス提供者が現地通貨を用意するのは容易なことではありません。そのため、通貨の流動性が悪くなり、高いコストもかかってしまいます。その点、xRapidを使えば、XRPを介することによって相手側の通貨を用意する必要がなくなります。送金時にXRPに自動的に変換され、着金時にXRPから現地通貨にまた自動で変換されるシステムなので、国際送金が今よりずっと安く早く確実になるのです。今後の金融サービスにおいて、XRPは大きな役割を担う可能性があると言えるでしょう。