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XCurrencyとは?
XCurrency(エックスカレンシー)は2014年5月に取引開始された仮想通貨で、通貨単位は「XC」を使っています。
仮想通貨のなかでは歴史のあるほうですが、ブレイクしたのは2017年に入ってからで、最安値から一気に216倍にも価格が上昇して話題となりました。その後は落ち着いていますが、今後は価値の上昇が充分に見込める通貨として、2018年期待の仮想通貨のひとつと言われています。
この記事ではXCurrencyの3つの特徴と将来性について紹介します。
- X11のウォレット
- PoS通貨である
- 強いセキュリティ
X11のウォレット
X11は、11種類のハッシュ関数を利用したウォレットで、Dashなどの仮想通貨に実装されています。
ハッシュ関数は複数使用するとセキュリティ面で向上します。消費電力が低くなるというメリットもあります。X11は優れたウォレットシステムとして知られており、ビットコインよりも安全と言われています。
PoS通貨である
XCurrencyは「PoS(Proof of Stake)」を組み込んでいます。
これはウォレット内に保管しているコインの総数に応じて配当を支払うシステムで、マイニングのプロセスがある一定の程度にならないと発動できません。
マイニングは一部のマイナーに配当が集中するデメリットがありますが、それを改善したものです。一定期間保有の状態を続けると、コイン年齢があがって報酬も上がっていくシステムです。銀行の利子のように増えていくシステムで、XCurrencyはこの状態に完全に移行しています。
強いセキュリティ
XCurrencyはエンドツーエンドを採用しています。
これは機密性の高いデータやプライバシーに関するデータをオンラインでやり取りするときの保護として究極のシステムと言われており、極めて安全性が高いものです。ユーザーのプライバシーが侵害されないようにデータを暗号化しており、様々なアプリケーションに採用されています。
XCurrencyの将来性

XCurrencyは2017年に一気に知名度を高めた仮想通貨のひとつです。
公式サイトは一時的に中断されて工事中となっていますが、再びオープンすれば、ますます価値が認められていくものと期待されています。ツイッターやフェイスブックなどは頻繁に更新されており、何らかの動きが今後あるものと見られています。
ブロックチェーンのデータをストレージする能力をアップさせることや、ブロックチェーンのサイズを増加させるといったロードマップはすでに発表されています。
XCurrencyのロードマップは更新されるか?

XCurrency (XC) price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap
2014年に取引開始し、直後は大きく値が動きましたが、その後2017年までは低迷していました。しかし、2017年の仮想通貨全体の盛り上がりで再び大きく値をあげました。
セキュリティ面の配慮が大きいXCurrency。2017年頃に注目を集めましたが、現在は公式サイトは閉鎖されていて、TwitterなどのSNSの更新もありません。そして、上場していたNovaExchangeも2018年4月に閉鎖されています。
期待値の高い仮想通貨だっただけに、今後、公式サイトが復活しSNSなどもアップデートされることを期待したいところです。