今回紹介するWavesGoはイギリスとドイツで開発された仮想通貨です。
単なる投機対象ではなく、独自のプラットフォームを通じて多くの小規模な仮想通貨を取り上げようという試みをしています。
ゆえに通貨であるWavesGoにも特別な用途が存在しています。
- プロジェクトへ投資するための仮想通貨
- 一方向ゲートウェイサービスを提供
- LPOSというコンセンサスアルゴリズム
- WavesGoの価格推移と将来性
プロジェクトへ投資するための仮想通貨

WavesGoは通常の取引に加えて、Wavesプラットフォーム上で実行されるプロジェクトへの投資を目的に発行されています。
WavesプラットフォームはICOプロジェクトを行うために構築されました。
ICOやクラウドファンディングは詐欺なども多く、安心して投資できるものではありません。
そこで起業家と投資家の間にWavesプラットフォームが入り、WavesGoを使って支払うことで双方にとって安心できる取引を実現できます。
WavesGo保有者はプロジェクトに対して資金をリースするだけで7日に1度、金曜日に配当を受け取ることが可能になります。
Wavesプラットフォームには次世代の企業や起業家が注目しており、Wavesプラットフォームをきっかけに飛躍する仮想通貨が表れる可能性があるでしょう。
一方向ゲートウェイサービスを提供

WavesプラットフォームではICOプロジェクトのほかに、一方向ゲートウェイサービスを提供しています。
一方向ゲートウェイサービスとは別のプラットフォームで作成された仮想通貨をWavesプラットフォームへ移行するサービスです。
「一方向」とつくように移行した仮想通貨は破棄され、WavesGoへと変換されます。
このサービスはアクティブノードが少なく、セキュリティ面で危険を抱える小規模な仮想通貨を対象としており、WavesGoを介してWavesプラットフォームと接続することで安全な接続を確立することが可能となります。
WavesプラットフォームはICO支援と一方向ゲートウェイサービスを通じて、小規模な仮想通貨のスタートアップを支援しているのです。
LPOSというコンセンサスアルゴリズム

WavesGOはLPOS(Leased Proof of Stake)という独自のコンセンサスアルゴリズムと報酬システムによって保有者に利益を還元します。
LPOSは保有者がマイニングパワーをWavesプラットフォーム上にあるマイニングプールにリースすることで自動的に取引を承認し、リースした量に応じて報酬が発生する仕組みです。
自動的にマイニングが進むため、専門の機械や知識などは必要ありません。
加えてWavesプラットフォームの提供する広告などのサービスを利用することによっても、報酬を得ることができます。
WavesGoの価格推移と将来性
WavesGo (WGO) price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap
WavesGoは2017年5月に公開された仮想通貨です。
2017年12月には最高値を記録しましたが、その後は盛り上がることなく価格を推移させています。
別の仮想通貨を世に出すためのプラットフォームとしては、Ethereumが現在は多く使われており、Wavesプラットフォームは残念ながらまだ日の目を見ているとは言い難いです。
更に似たような名前のWavesという仮想通貨もあるなど、現状はWavesGoにとっては厳しいと言えるでしょう。
もしWavesGoに興味を持ったなら公式Twitterや公式Facebookで情報発信を行っているので、ぜひチェックしてください。
WavesGoは日本の取引所では購入できないため、海外の取引所へBitcoinを送って購入してください。