日本初のネット投票に貢献!ブロックチェーン技術投資会社VOTE FORとは?




 

この記事のポイント

■マイナンバーカードとブロックチェーンの融合によるネット投票
■ブロックチェーンを用いたネット投票は国内初
■VOTE FORは東京都港区を拠点にする企業

ブロックチェーンを用いたネット投票システムは国内初

東京都港区に拠点を持つVOTE FORは、ネットを使った投票システムの確立を目指すブロックチェーン技術投資会社です。すでに、マイナンバーカードとブロックチェーン技術を融合させたネット東京システムの開発に成功していて、茨城県つくば市に提供するという実績を持っています。

ネット投票システムについては、VOTE FORが開発したシステムが国内初というわけではありません。しかし、VOTE FORが注目されている理由は、このネット投票システムには過去のデータを改ざんや削除ができないという特性を持つブロックチェーン技術が駆使されているという点と、今後は確実に一人一人の個人情報を管理する際に使われることになるマイナンバーの両方を見事に融合させて開発したシステムだからなのです。ちなみに、ブロックチェーン技術を使ったネット投票システムは、VOTE FORが開発したものは国内初となります。2019年1月現在では、まだ実証実験に成功したという段階ですが、近い将来には実用化されることが期待されています。

ネット投票システムで実証できたこと

VOTE FORが開発したネット投票システムでは、いくつかの点を実証したり証明したりすることができました。1つ目は、マイナンバーカードを使うことによって本人確証ができ、投票の正当性を高められるという点です。2つ目は、公開キーの暗号基盤を採用することによって、秘密投票を実現したという点です。これにより、有権者が誰に投票したのかについては、システム管理者でも知ることはできません。

3つ目は、ブロックチェーン技術を採用したことによって、データの非改ざん性を証明できたという点です。投票者の情報及び投票の内容を異なるサーバで管理し、データの改ざんが難しいというブロックチェーン技術をイーサリアムのプラットフォームで処理することによって、投票したデータが改ざんされたり消失したりするというトラブルを防止することができました。

実証実験では投票所にシステムを設置

茨城県つくば市で行われた実証実験においては、投票所となる市役所に投票所を設置し、そこにVOTE FORが開発したネット投票システムを装備したようです。特定のマシンではなく、ネット投票システムではパソコンやタブレットの画面を使うことができるため、もしも実用化がスタートすれば、有権者は自宅から簡単に投票できるという環境が整備されることが期待されています。自宅から簡単に投票できるのなら、投票率は格段に上がるのではないでしょうか。