VNXエクスチェンジのAlexander Tkachenkoが描くセキュリティー




 

この記事のポイント

・ルクセンブルグのベンチャーキャピタルプラットフォーム
・セキュリティー確保の重要性
・安価なセキュリティーの提供

ベンチャーキャピタルプラットフォーム

VNXエクスチェンジはルクセンブルクに拠点を置く企業で、ベンチャーキャピタルの取引を促進するためのプラットフォームを提供します。このほどVNXエクスチェンジのCEO Alexander Tkachenkoが仮想通貨取引におけるセキュリティーを強化するとの声明を出しました。なぜベンチャーキャピタル向けのプラットフォームがこのような声明を出したのか、その理由は明白です。それは相次ぐ不正侵入などの被害です。

コインチェック事件で代表されるように、仮想通貨の取引では第三者による不正アクセスおよび仮想通貨の盗難が、大きな問題になっています。投資家たちから預かった仮想通貨を流出させてしまっては、取引所としての名誉は大きく損なわれ、廃業だけでなく、莫大な補償を要求されることにより企業が立ち行かなくなるといった問題もあります。このような問題を解消するためには、セキュリティー対策をいかに強化するかが重要になります。

ローコストで導入可能なセキュリティー

セキュリティー対策を施すためには莫大な資金が必要になり、弱小な取引所では事実上難しいのが実情です。コストを大幅に抑え、しかもセキュリティーレベルの高いシステムを導入できれば、企業にとってこれほどうれしいことはありません。それを実現するのがVNXエクスチェンジです。

CEOのAlexander Tkachenkoによればこれまでの価格の50%オフで対策が可能だと述べています。これにより仮想通貨に参入する企業が増えることに加えて、セキュリティーの脆弱性がもたらす負のマインドを払拭するのに大いに役立ちます。しかしセキュリティー対策を実施するためにはクリアしなければならないハードルも存在します。

2つのハードル

ハードルの一つがハッキングの予防、もう一つがマネーロンダリングの防止です。前者についてはセキュリティーを確保できるソフトウェア開発に加え、常時監視システムの導入により、防ぐことができる確率は非常に高くなります。問題は後者のマネーロンダリングです。仮想通貨は一般の通貨のような歴史がないため、悪意を抱く人たちによりマネーロンダリングの対象になる可能性は十分にあり得ます。この部分を解決するために、セキュリティーを強化するための骨組みを固め、より高度でかつ強固な防御態勢を築くことが不可欠です。

この点についてAlexander Tkachenkoは今回のプロジェクトを一つの試金石とし、より強固なシステム開発ができるようにするために尽力すると述べています。