Vertex Ventures Chinaの役員Choon ChongTay氏とは?

 

この記事のポイント

■Choon ChongTay氏は複数の企業で役員を務める人物
■Vertex Ventures China社ではマネージングパートナーおよびマネージングディレクターを兼任
■シンガポールのStanford Alumi Club会長

Choon ChongTay氏はスタンフォード卒

現在、複数の投資系企業やベンチャーキャピタル企業にて役員を務めているChoon ChongTay氏は、インペリアルカレッジで電気工学を学んだあと、アメリカの名門校スタンフォード大学でも電気工学について学び、修士号を取得した人物です。電気工学の分野においては高い専門知識やノウハウを持っている人物であることは、彼の学歴を見ただけでも予想できますが、電気工学に加えて投資や経営についての経験や実績も持っています。彼が役員を務める企業はVertex Ventures China以外にもあり、シンガポールテクノロジーズエアロスペースリミテッドのシニアバイスプレジデント職をはじめとして、中国最大のアプリストアプラットフォームを担当する91Mobile社、最大の020家具企業であるMeilele社、オンラインデジタルマーケティングを展開するAdsame社、そして男性ファッション雑誌のYoho社などにおいて、役員職を務めています。
Vertex Ventures China社におけるChoon ChongTay氏の立場は、代表取締役兼最高投資責任者となっています。この企業はシンガポールを拠点に広くグローバル投資活動を行っており、シンガポールを始めとして、韓国や台湾、インドなどへ展開しているという特徴があります。

様々な投資企業での経験と実績

Choon ChongTay氏は、Vertexが最初に卒業した企業ではありません。彼がVertex社に入社したのは2009年のことで、それ以前には中国の北京を拠点としているGIC社においてシニアバイスプレジデント職を務めていましたし、その前はコンポーネント航空のサービス部門を担っているST Aerospace社においてシニアバイスプレジデント職を務めていた実績もあります。
Choon ChongTay氏には、投資の分野における経験と実績もあります。2000年~2005年にかけては、フォーチュンVCシンガポール社で働き、シンガポールおよび中国のVC投資について実績を上げてきました
Choon ChongTay氏は、これからはモバイルインターネットで大きな混乱が起こるのではないかと考えており、そのために多方向からアプローチを行っています。