海外での取引がメインのVcash

Vcashとは、分散管理された仮想通貨になります。Vcashを使うことによって、資金を迅速に世界中に移動させることができ、取引手数料はほとんどかかりません。

この記事の特徴

・スピーディーなトランザクションが可能になっているブロックチェーンシステム
・海外の一部の仮想通貨取引所での扱いがあるのみ
・情報が少なく国内コミュニティーもほとんど存在しないマイナーコイン

ブロックチェーンのシステムで運用され取引処理のための時間が短いのが大きなメリット

Vcashは、以前はVanillaCoinとして知られていた仮想通貨です。そのため、中にはVcashがVanillaCoinのクローンコインであるというイメージを持っている人もいます。しかし、実際には名称変更しているだけで、全く同じコインとなっているので注意が必要です。

単位はXVCとなっていて、比較的安定した状態で取引がなされています。取引量はそれほど多くありませんが、その分マーケットの反応は早く、開発からの発表でで値動きが上下することが多い状況になっています。

1時間単位で一気に数10%の価格変動が見られますので、デイトレーディングを得意とする人にとっては、利益を上げやすい投資対象と考えることもできるでしょう。

技術的な面では、ブロックチェーンのシステムを採用していて、基本的な中身は他の仮想通貨とさほど変わりがありません。ただし、かなり高速なトランザクションができるように改善されていますので、イライラすることなく送金手続きができるというメリットがあります。実生活でも使うのに適したタイプの仮想通貨となっているのが特徴です。

日本国内の仮想通貨取引所では扱いがない

Vcashは、日本国内の仮想通貨取引所では取り扱っていないため、もし売買をしたいのであれば海外取引所でチェックする必要があります。

それほどメジャーな通貨ではありませんので、PloniexやBittexなどのくまなくアルトコインも扱っているような取引所でしか売買ができない状態です。それほど売買に関する情報がないため、なにを取引材料とするのかは難しいところですが、板の状況を見て細かく売買をする手法がメインとなるでしょう。

また、他のアルトコインとの連動性が強いので、マーケットの全体の反応を見て判断することが重要になってきます。

日本のコミュニティーはほぼないので情報収集がしづらい

Vcashはそれほどメジャーでないということもあって、日本におけるコミュニティーはほぼないと言っていいでしょう。

なかなかVcashに関する情報が集まってきませんので、知りたいことがあるのであれば海外の情報提供サイトをチェックしないといけません。