Unitusはマイニング問題を解決する仮想通貨

Unitusとは?

Unitusは、時価総額が80,000,000円ほどのアルトコインです。当初は高い理想を掲げて市場に躍り出ました。

Unitusの3つの特徴
  • Unitusはマイニングの問題を解決するプロジェクト。
  • Unitusは、誰にも平等にマイニングの機会を提供する。
  • Unitusは、現在大きな値動きをしていない。

一体、Unitusとはどんな仮想通貨なのか、その基礎となる技術を検証していきましょう。

Bitcoinなどのマイニングが内包する問題とは?


国家などの法制度に頼らず、ユーザーの管理でその価値を担保しているのが仮想通貨です。Bitcoinなどの基幹技術であるブロックチェーンは、その取引をユーザーが管理することで安全性を保っています。その管理行為がマイニングです。

ブロックチェーンは取引などの記録が記載されたブロックをチェーン状につなげる技術です。そのブロックを、2重送金や偽造などの不正な取引が無いか検証することが必要になります。

その検証作業には、膨大な演算処理が必要になります。複雑な計算を繰り返し、誰よりも早くブロックの検証作業を行う。そして、検証作業をいち早く終えた者には報酬として仮想通貨が与えられます。この行為が、仮想通貨を発掘する様に見えるためマイニング(発掘)と言われています。

このマイニングを行うには、非常に強力なパワーを持ったマシンと、それを動かす膨大な電力が必要になります。このため、マイニングは強大なマシンを扱える限られたユーザーの独占状態となっていました

そんな現状を打破しようとしたのがUnitusです。

Unitusは、どのようにマイニングを開放したのか?


Bitcoinなどのマイニングには、そのアルゴリズムに合わせたマシンを用意する必要があり、それがどんどんエスカレートしています。CPUからGPU、さらにはASICとエスカレートしていますが、現在ASICの価格は高騰し、品切れで手に入らない状態です。

しかし、Unitusはマルチアルゴリズムというシステムで、マイニングのためのアルゴリズムを5つ持っています。そのため、様々なマシンでマイニングが可能です。CPUでも、それにあったアルゴリズムを選択すればマイニングが可能となるのです。

さらに、Unitusは、他のアルトコインとつながるマージマイニングという技術を採用しています。他のコインのマイニング結果をUnitusに反映することで、演算処理を効率化すると共に、マイニング報酬の増加を狙っています

そんなUnitusでしたが、2018年になって値動きも殆ど無い仮想通貨となっています。

Unitusは他の仮想通貨と差別化出来るかが鍵

2017年の大きな値動きのあと、2018年は落ち着きはじめていることがわかります。

Bitcoinなどが直面している諸問題を解決するための独自の機能が注目を集めるUnitusは、非中央集権的な仮想通貨として注目を集めました。仮想通貨の問題点を克服する機能を搭載し、より多くの人が資産を形成出来るような仕組みづくりに努めています。

しかし、このような取り組みはアルトコインの中でも広がっているため、差別化出来るかどうかが焦点になります。

今年2018年は、公式サイトをリニューアルし、チームの拡大や新しい取引所への上場を計画しアップデートが完了しています。アップデートが活発なので、今後値動きにも反映されていくことが予想出来ます。今後も同様にロードマップの計画が順調に進むことを期待したいところです。

Unitusを取り扱っている取引所
  • Cryptopia