テゾス(Tezos)の代表ライアン・ジェファーソン氏(Ryan Jesperson)は、スイスのクリプトバレー(Crypto Valley)で行われたサミットで、テゾスの未来を語りました。

テゾスの未来はコミュニティの意思次第
同サミットでテゾスの代表ライアン・ジェファーソン氏は、「テゾスの未来はコミュニティの意思にかかっている。私もテゾス財団もコントロールするつもりはない」と語りました。
テゾスは、出資額に応じて投票権を得られる制度を導入しています。多数決で運営方針・プロジェクトなどを決定するので、テゾスの未来を決定するのはテゾスに参加しているコミュニティです。
そのため、ジェファーソン氏は「テゾスの未来をコントロールする気はない」と言っているのですが、ジェファーソン氏はテゾスの未来について個人的なビジョンを抱いています。

テゾスは貧困解消を手助けできる可能性がある
ジェファーソン氏のビジョンとは、「テゾスが発展途上国の窮状を改善するために活用される」というものです。
ジェファーソン氏は貧困問題の解決に心を砕いており、クラウドソーシングプラットフォームの開発に携わった経験もあります。
ジェファーソン氏は「政府や利益重視の銀行から離れた決済システム・マイクロ保険プロジェクトが、貧困を解消する手助けになる」と語っています。
世界人口の約 7 割を占める40 億人が潜在的顧客となるため、近年注目されている。

テゾスは幅広い活用方法がある
テゾスのプラットホームは、「金融取引」「会社設立」「募金プロジェクト」など、さまざまな分野に活用できます。
ジェファーソン氏は、「誰でもテゾスのプラットホームを使用できるように、今後もシステム開発を続ける必要がある。また、大量の取り引きに対応できるようにする必要もある」と語っています。

まとめ
ジェファーソン氏が代表になったことで、テゾスは発展途上国の貧困問題解決を手助けするプロジェクトに発展する可能性があります。
発展途上国は大きな市場になる可能性を秘めているので、今後もテゾスに要注目ですね。