仮想通貨投資家の間で注目されているSmartCash

SmartCashとは?

SmartCashとは、コミュニティ・ガバナンスに重きを置いたブロックチェーン技術を用いた分散型仮想通貨です。通貨単位は「SMART」です。

投票制度でSmartCashを保有していないユーザーもプロジェクトに参加することが出来、保有有無に関わらずSmartCashに関われることが出来る点が特徴です。

SmartCashの3つの特徴
  • スマートボーティングという独自の投票
  • 広くSmartCashの運営に参加できる
  • 価格が安定できるような仕組みに

コミュニティを大切にする仮想通貨

近年注目を集めている仮想通貨の中の一つに、SmartCashがあります。

SmartCashはプラットフォームで、その中でやり取りされる通貨がSMARTです。SmartCashはコミュニティ志向があって、重視する傾向がみられます。

スマートボーティングという独自のシステムを採用しているのも、コミュニティ重視の表れです。スマートボーティングとは、SMARTを保有している人に与えられる投票権です。そして1000SMARTを保有していると、30日おきに報酬が与えられます

ビットコインなどの場合、報酬を得るためには計算処理が求められます。それなりのコンピューター能力が必要になり、報酬の受け取り手がどうしても偏ります。しかしSmartCashのスマートボーティングであれば、仮想通貨を保有していれば報酬が得られます。広く報酬が発生して、偏りを予防できるわけです。

スマートボーティングはプロジェクトの方向性でも活用できる

スマートボーティングはSMARTを持っていれば、投票に参加できます

どのようなことで投票が行われるか、例えばSmartCashのプロジェクトをどうするかなども含まれます。つまりプロジェクトチームにかかわっていない一般のユーザーでも自分の意思を表明できるわけです。これはほかの仮想通貨ではなかなかないことです。

従来の分散型プロジェクトの場合、マイナーなどの一部ユーザーによって方向性が決められる傾向もありました。その課題を克服するため、このスマートボーティングを導入したといわれています。

スマートボーティングのメリットとは?

SmartCashのスマートボーティングによって、価格の安定化に寄与するとみられています。

スマートボーティングによって、SMARTを保有していれば発言権が得られますし、報酬を受け取れる可能性もあります。ということはユーザーも少しでも長くSMARTを保有したいと思うでしょう。保有する投資家が多ければ、価格もおのずと安定します。

マイナーな仮想通貨のことを草コインといいます。草コインの場合、どうしても激しい値動きをしがちです。そこで不安を感じる人もいるでしょうが、SmartCashであれば価格がそれほど激しくなりにくい構造なので安心して草コインでも手を出せるといえます。

SmartCashの将来性

SmartCash (SMART) price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap 2017年に取引が開始されました。直後値動きはあまりありませんでしたが、2018年に一時高騰し現在は落ち着きを取り戻しています。しかし、依然右肩上がりで推移をしています。

一部のマイナーの意見に偏りがちな制度を見直し、投票制度によって保有者はもちろん保有していないユーザーからも意見をすくい上げることが出来るSmartCash。2018年のロードマップも明確で、SMARTNODEの導入やサポート体制の強化が書かれています。進捗についても注目が集まります。

SmartCashの主な取引所