軍事と携帯電話をITで結びつけるSIRIN LABSとは

 

この記事のポイント

■SIRIN LABSが開発したトークンはSRN
■世界で初めてのブロックチェーン・スマートフォンFINNYを開発
■軍の通信手段としてSOLARINが販売

SIRIN LABSはスイス企業

SIRIN LABSはスイス企業でスイスを本拠地としていますが、ブロックチェーン技術部門に関してはイスラエルにIT研究開発部門が設置されています。ここで開発される技術は、高いセキュリティを確保できるという点から、軍隊が通信を行う際の手段として採用するほどの実績を持っています。

SIRIN LABSは、ブロックチェーン技術を生かした仮想通貨を発行しており、開発資金に充てています。SIRIN LABSが発行するトークンはSRNで、日本の仮想通貨取引所で取引することはできません。そのため、取引を希望するのなら海外の取引所を利用することになります。

ブロックチェーンとスマホがコラボ

SIRIN LABSでは、世界で初めてブロックチェーンとスマホの技術をコラボさせて誕生したスマートフォンのFINNYを開発しました。このスマホは、ブロックチェーン技術が駆使されているスマホで、顔認証のプロセスなどは効率的かつ迅速に処理できるという特徴があるほか、決済をする場合でも手数料がかからず0円だったり、安全性が高いのでハッキングされるリスクが少ないなど、たくさんのメリットがあります。さらに、一般的なスマホと比較すると、FINNYは内部にハードウェアウォレットを内蔵しているため、オフラインで仮想通貨トークンを管理できるコールドウォレットとしても機能することができます。そうした点もまた、FINNYのセキュリティを一層強固にしている要素と言えるでしょう。

さらに、ハッキングされにくいという特長を生かし、軍隊が安全に通信するためのモバイル携帯SOLARINも開発しています。SOLARINはすでに販売されており、ブロックチェーン技術を軍事に適用した例として注目されています。

伸びしろが大きい期待の注目株

SIRIN LABSが発行するSRNは、仮想通貨銘柄としても今後の成長が期待されている注目銘柄です。その理由はいくつかありますが、なんといっても世界で初めてブロックチェーン技術とスマホを融合させたFINNYを発売したという点が大きいのではないでしょうか。すでに、2019年には仮想通貨取引所の中でも大手のBittrexへ上場するのではないかと噂されていて、今後はさらに多くの取引所で取引できる日がやってくるかもしれません。