R3社主導で開催された汎用型清算アプリCorda Settler(コルダセトラー)




 

「Corda Settler(コルダセトラー)」とは、分散型台帳技術を開発するアメリカのR3社が、70社もの世界の金融機関と共同で開発した汎用型清算アプリのことです。SBIからも出資を受けています。2018年12月に発表され、初期の決済手段にリップル(XRP)が採用されることが明らかになりました。将来的には世界中のさまざまな仮想通貨やそれ以外の暗号資産に対応できる決済システムを目指すとのことです。

CordaやCorda Settlerなどについて

・当事者間のみで情報共有できる高い匿名性を持つプラットフォームで用いられる決済アプリ
・初期の決済手段はXRPを採用
・リップル社とR3社の和解として注目される

当事者間のみで情報共有できる高い匿名性を持つプラットフォームで用いられる決済アプリ

Corda Settlerが用いられるCordaとは、R3社が主導で開発したオープンソースのブロックチェーンの特性を持つ分散型台帳プラットフォームのことです。当事者間のみの匿名性の高い情報共有が可能なスマートコントラクトとして、金融業界を始め幅広い活用方法を目指して開発されました。カード取引における不正情報を共有し、被害の拡大を防ぐことができるなど、金融機関にとってメリットの大きなプラットフォームです。

初期の決済手段はXRPを採用

Corda Settlerは、Corda上で動くオープンソースの分散型アプリケーションとして開発されました。仮想通貨やそれ以外の暗号化資産の清算に対応する汎用型の決済アプリとされています。リリース時点の決済通貨はXRPで、二者間において要請、入金、承認の3つのステップで決済できるという単純なものです。今後は国内の繰延払いや、1件ずつ即座に決済できる即時グロス決済などにもアップデートで対応していく予定となっています。

リップル社とR3社の和解として注目される

今回のリリースは、XRPの投資家やコミュニティからも大きな注目を集めています。R3社はリップル社と協力関係にありましたが、業務契約などでトラブルを抱え、2016年ごろからお互いに訴訟を起こし合うなど長らくごたごたした関係が続いていました。それが、和解条件は未公開ながら2018年9月に和解したことを発表し、12月にはこうして両者が協力し、世界的な規模の決済システムに向けて動き出したことがわかったことで、仮想通貨業界を始め世界中で大きな前進として注目されています。