Polymath:POLYは日本の仮想通貨取引所で取引できる?

 

この記事のポイント

■Polymath:POLYはセキュリティトークンのためのプラットフォーム
■メインネット「Polymath:POLY Core v2.0.0」がリリース
■日本の仮想通貨取引所では取り扱いナシ

Polymath:POLYとは?

Polymath:POLYとは、STO(セキュリティ・トークン・オファリング)を行うためのプラットフォームの一つです。こうしたセキュリティトークンに関しては、国ごとに規制や法律が異なるため、トークンの売買や発行に際しては法律を遵守しなければいけません。しかしPolymath:POLYは、国ごとの規制や法律をきちんとクリアした上でトークンを発行することができるプラットフォームとして、高く評価されています。

仮想通貨は、大きく分類するとセキュリティトークンとユーティリティトークンとに分けることができます。このうち、セキュリティトークンというのはリアルな社会においては金融証券みたいな価値を持つ存在となり、利益や資産、収入という形で投資家に還元されるという特徴があります。

メインネットでPolymath Core v2.0.0をリリース

Polymath:POLYは、セキュリティトークンの作成や投資のプロセスを簡素化してることに加え、ST-20 STANDARDという標準規格を持っています。基本的にはオープンソースなので、高いセキュリティを維持することができますし、投資家を個人認証する機能も搭載されている点が特徴です。そんなPolymath:POLYは、メインネットでCore v2.0.0をリリースしていて、多くの人が利用しやすいシステムが構築されています。

Polymathでの取引に使われるPOLYは10億枚発行

Polymathを利用すると、POLYというトークンを発行することができます。このPOLYはイーサリアムのERC20という規格に基づいたもので、Polymathの取引に利用することができます。取引の内容によって必要となるPOLYの枚数は異なり、複雑な取引になると必要なトークンの枚数が多くなりますし、簡素な証券取引なら、少ない枚数のトークンでOKという仕組みになっています。 ちなみにPOLYの発行枚数は10億枚となっているようです。

日本の仮想通貨取引所では取引できるのか?

Polymathで発行されるPOLYは、残念ながら日本国内の仮想通貨取引所で取引することはできません。しかし海外の取引所なら、BinanceやBittrex、LATOKENなどたくさんの取引所で取り扱っているので、POLYを入手することは可能です。