世界トップクラスの仮想通貨取引所Poloniexがプレフォーク取引を発表

この記事のポイント
1.大手仮想通貨取引所Poloniexがプレフォーク取引(先物取引)を公開
2.仮想通貨取引所Poloniexとは
3.気になる先物取引のペアは

1.大手仮想通貨取引所Poloniexがプレフォーク取引(先物取引)を公開

世界でトップクラスの取引量を誇るPoloniexは、ビットコインキャッシュが11月15日にハードフォークが行われる事を受けて、当該仮想通貨のプレフォーク取引(仮想通貨)を公開する事に決めました。現在ビットコインキャッシュはハードフォークを受けて、 ABCが提供するビットコインキャッシュ(BCHABC)と、BitcoinSVが提供するビットコインSV(BCHSV)の2種類が存在しており、Poloniexとしては、仮想通貨取引を多くの人に体験してもらうための戦略であると発表しています。

2.仮想通貨取引所Poloniexとは

Poloniexはアメリカのデラウェア州で2014年に開設された仮想通貨取引所です。創始者のトリスタン・ダコスタ氏は、音楽の学士号を持っている音楽家であり、バリバリのトレーダーという人でない所が、Poloniexの一風変わった所だと言えます。

Poloniexは2018年1月の時点で、取り扱っている仮想通貨の種類は68種類にも及びます。世界的にみても、Bittrexと並んで1、2を争う規模を誇る仮想通貨取引所に成長しており、Poloniexで上場するという話が出るだけで、仮想通貨の価値が急上昇するほどです。

3.気になる先物取引のペアは

PoloniexではBTC/BCHABC、BTC/BCHSV、USDC/BCHABC、USD/BCHSVのペアで取引が可能となっています。もしBCHABCやBCHSVをすでに持っているのであれば、BTCに交換をする事も可能ですし、その逆も大丈夫です。しかしハードフォーク前のBCHABCやBCHSVは引き出しが出来ない状態になっているので、ご注意ください。

ハードフォークによって現在2種類の仮想通貨を誕生したため、ビットバンクは新規注文を停止していましたが、11月26日に再開しています。ビットバンクは資産の保全ができるかどうかや、プロトコルの脆弱性などから、新仮想通貨の付与や取り扱いを判断するとしています。因みにそれぞれの仮想通貨の価格は、2018年12月17日時点で、BCHABCが25,780.85円、BCHSVが8,628.48円となっています。Poloniexは2種類の新仮想通貨に対して好意的であり、どちらの取引もサポートしていく予定です。