仮想通貨投資会社のPantera Capital Managementはどんな企業?

 

この記事のポイント

■8億ドル以上の資産を持つ仮想通貨ヘッジファンド
■ビットコインの購入を推奨
■ICOプロジェクトの4分の1がアメリカの法律違反の疑い

Pantera Capital Managementとは

仮想通貨投資会社のPantera Capital Management(パンテラ・キャピタル・マネジメント)とは、アメリカを拠点に企業展開している仮想通貨ヘッジファンドで、その資産は8億ドル以上とも言われているほどの規模を誇ります。仮想通貨市場は株式市場などと比べると、流動性が低いと言われていますが、Pantera Capital Managementでは仮想通貨の中でも最も安定している通貨でもあるビットコインに注目し、投資家にビットコインの購入を推奨しています。

その理由は、ビットコインは仮想通貨市場が低迷する中でも価値が6.500ドルを下回ることはないと予想されているためです。Pantera Capital Managementでは、投資家たちに対して、ビットコインを含む仮想通貨ヘッジファンドは、先駆的な価格がこれまでの最高額となる2万ドルを超える可能性があるという見解を示しています。

Pantera Capital Managementの推奨に対する投資家の反応は?

ビットコインへの投資を推奨するPantera Capital Managementに対し、投資家たちからの反応が気になるところです。投資家の中には、Pantera Capital Managementに賛同してビットコインへの投資を行うケースはあるものの、多くの投資家はビットコインバブルは長く続かないと懸念を持っているようです。このPantera Capital Managementの理論をより多くの投資家に理解してもらうために、仮想通貨に対して前向きな姿勢を持っているブルーミング社では、オランダチューリップや南海会社、ミシシッピ会社のようなバブル企業を例に挙げて説明を行ったこともあります。

ICOプロジェクトが憲法に違反している可能性?

Pantera Capital Managementでは複数のICOプロジェクトに対して投資を行っています。しかしそのICOプロジェクトの4分の1は米国証券法に違反している可能性があるとして、SECから注意喚起されました。今後のPantera Capital Managementがどのように対応していくのか、その動向が気になるところではないでしょうか。