Pantera CapitalのCEODan Morehead氏はBitCoinの価格について楽観的な態度を示す

2017年が仮想通貨元年であったのに対し、2018年は仮想通貨にとって試練の年となりました。日本国内でも仮想通貨の不正流出が相次ぎ、多くの投資家が被害を受けました。しかし世界ではさらに問題が多く、仮想通貨への規制を強める国が増えたり、市場が低迷したりと難しい状況が続いています。しかしそんな中、楽観的な態度を崩さない投資家も存在します。仮想通貨ヘッジファンドPantera CapitalのCEOであるDan Morehead氏もその一人です。

・Dan Morehead氏がCEOを務めるPantera Capitalは10,000%を超えるリターンを得た
・Dan Morehead氏は楽観的な態度を崩さない
・Pantera CapitalはBitCoinが2019年末に67,500ドルに達すると予想

Dan Morehead氏がCEOを務めるPantera Capitalは10,000%を超えるリターンを得た

Dan Morehead氏は、かなり長期にわたって続いているBitCoinの価格低迷をほとんど気にしていないように思えます。というのも、Dan Morehead氏がCEOである仮想通貨ヘッジファンドPantera CapitalがBitCoinに投資して過去5年間で得たリターンは、なんと手数料などを差し引いて10,136.15%という驚異的な数字だからです。単純に考えて、1円を投資して5年後までに1万円を回収したことになります。世界の企業の中でもトップクラスのBitCoinにおける成功者と言えるでしょう。

Dan Morehead氏は楽観的な態度を崩さない

BitCoinの価格低迷が顕著であり、Pantera Capitalも2018年には損害を被ったわけですが、Dan Morehead氏は楽観的な態度を崩していません。その理由はいくつかあります。BitCoinとブロックチェーンの手数料が極めて低いこと、さらに多くの分野に応用ができること、資本主義の枠組みから外れており裕福な人でなくても財を成すことができることなどの理由により、今後さらにBitCoinの価格が上昇すると考えているからです。さらにBitCoinは現在でも約25倍のリターンが見込める投資対象であり、その点もDan Morehead氏は高く評価しています

Pantera CapitalはBitCoinが2019年末に67,500ドルに達すると予想

こうしたDan Morehead氏の楽観的な見方を受けて、Pantera CapitalはBitCoinの価格予想で、2019年末までには67,500ドルになるだろうと予測しています。日本円にして約740万円です。現在BitCoinの価格は4,000ドル前後となっているので、今後どのように価格が変動するのか、Pantera Capitalの予測は正しいのか見守っていきたいところです。