ビットコイン決済で健全な金融サービスを目指すOpenNode

仮想通貨による金融サービス・OpenNode(オープンノード)とは

OpenNodeとは使い勝手の良いベア メタル ISO インストーラーを提供するビットコイン決済プロセッサーです。シードラウンドが資金調達に応じてシリコンバレーのベンチャーキャピタリストのティム・ドレイパーなども投資を行っています。

OpenNodeの特徴

・オープン ソース サーバ仮想化ソリューション
・著名なベンチャーキャピタルによる出資
・ポケモンとTwitchに適用される

オープン ソース サーバ仮想化ソリューション

OpenNodeは一般公開されているオープンソース型の仮想化ソリューションで、CentOS をベースに運用されています。基本コンセプトはビットコイン決済プロセッサーで、ライトニングネットワークのエンジニアやビットコイン開発チームなどのグループによるプロジェクトです。ビジネス向けのマルチレイヤー(多角的な金融サービス)として、ビットコインのみを通貨設定とした決済プロセッサーを開発しました。そして取引時にビットコインをドルなどの法定通貨へ自動変換させ、ビットコインによる引き落としなどをスムーズに行えるシステムになります。

著名なベンチャーキャピタルによる出資

OpenNodeは、ティム・ドレイパーの投資の他にもペイパルの共同創業者ピーター・ティールの率いるベンチャーキャピタル「ファウンダーズ・ファンド」からも出資を受けています。ただしOpenNode社はBitcoin.comを運営するロジャー・バーの出資を断っていて、ビットコイン以外のアルトコインの採用を求める意見を退けています。ロジャー以外にも似たような意見を持って出資を申し込む投資家がいましたが、それらをきっぱりと断ったという話は印象的です。その理由は、ビットコインだけが健全なオープンソース型金融システムを構築できると固く信じているからです。ライトニングネットワークのようなビットコインタイプのシステムをサポートしている訳です。

ポケモンとTwitchに適用される

ポケモンとTwitchに「Poketoshi」が搭載されました。この「Poketoshi」は公式サイトから直接プレイ可能なアプリで、QRコードからの送金でストリーミング中のポケモンにコマンドが反映されます。この支払はOpenNodeで行われます。

まとめ

中央銀行管理による世界の金融システムは、中間マージンが幾重にも折り重なって、融資でも取引決済でもエンドユーザーに大きな負担が掛かっています。そのコストを限りなくゼロへと近づけるシステムのひとつがOpenNodeであり、今後の普及が大いに期待されます。